リスティング広告で、最も重要なのは広告文
こんにちは!オールマークのヨッシーです。暑い日が続き、夏の到来を感じる今日この頃。もう長ズボンでは暑くてしょうがないですね。。。。はいっ!今日は、リスティング広告について語りたいと思います。
タイトルを見て「何を今更言っているの?」と思った人も多いと思いますが、是非とも最後まで読んでいただきたいです。読んだ後、リスティング広告に対する考え方が結構変わると思います。
ユーザーの検索クエリに最初に反応するのは広告文?
ご存知の方もいると思いますが、リスティング広告においてユーザーの検索クエリに対して、広告アカウント内で最初に反応するのは「広告文」なんです。クエリ対して最も関連性の高い広告文が表示されたり、クリックをされると、同グループ内に設定されている、最も品質の高いキーワードに情報が「返る」という仕組みになっているんです。
つまり、広告文にメインKWと自社商品やサービスの強みや、ユーザーのニーズが含まれていれば、極論、メインKWの部分一致さえ登録しておけば成り立つということです。
逆を言えば、いくら新しいKWを登録しても広告文にそのKWを含めない限りは、思うように広告を表示させたり、クリックを集めることはできないことになります。
自動最適化とレスポンシブ広告
上記の仕組みを前提とすると、Googleが推奨するアカウント構成「hagakure」「gorin」「mugen」や広告文フォーマットの変遷の理由が良く分かります。
入札戦略の自動最適化を最大限活用するには、情報を集約することが重要で、そのためにキャンペーンや広告グループなどアカウント構造を簡素化し、インプレッションを最大化させ機械学習をし易い環境にしている広告主の方も多いと思います。レスポンシブ広告はその環境をささえる柱であり、複数のキーワードを一つの広告グループで管理するために必要不可欠なフォーマットになっています。
レスポンシブ広告はタイトル・説明文に複数のアセットを設定することによって、ユーザーの検索クエリに対して、最も最適なアセットの組み合わせで広告を表示させます。つまりキーワードに合わせて機械的にアセットを設定するのではなく、そのアセットでどんなキーワード(クエリ)を拾うのか、を考えながら設定を進めるべきだと筆者は思っています。
キーワード(クエリ)に隠れたニーズを考える
広告文(アセット)起点でキーワードを考えるようになると、マッタイプの設定に悩まなくなります。なぜなら設定するキーワードの語順や文字面ではなく、そのキーワードに隠れたニーズや意味を考えるようになるからです。
例えば、「オンライン英会話」と「英会話 オンライン」この2つのキーワードは語順が違ったり、スぺースが入っていることで異なるキーワードと考えがちですが、結局は「オンラインで英会話を学びたい」という同じニーズが隠れているため、同じキーワードと考えて良いと思います。そのため「オンライン英会話」の部分一致さえ設定しておけば事足りるのです。
実際に、キーワード(ユーザー)の二―ズを知るための簡単な方法としては、そのキーワードで検索したときに、SEO結果の1ページ目に表示されるコンテンツに目を通すことです。
まとめ
ここまで長々と語ってきましたが、筆者が言いたいこととしては、「広告文やキーワードを機械的に作るな」ということです。無数の掛け合わせキーワードを設定し、その設定作業に疲れて広告文を考えることを御座なりにしてしまった経験はありませんか?これからはそんな作業に時間をかけずに、キーワードに隠されたユーザーのニーズを考えながら、それに適した広告文(アセット)を作成することに時間を掛けましょう!
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