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上坂さんとひらりささんの文通、良いですよね(にこさんとの文通)

にこさんとの文通へのお返事です。


にこさん、こんにちは。またお返事をしばらくお待たせしまい、ごめんなさいね。日々のなかで細切れの時間自体はあるんですが、あまり精神状態が良くない時に書きたくなくて。ある程度の気持ちの余裕がある時に、カフェでパソコンと向き合いながら、お返事を書くルーティンがお気に入りです。

今回はアイキャッチを作り変えてみました。夏であるし、お手紙でよく海の話をしていたので、ちょっと海感が出るように。でもよく見たら、海より夕焼けの方が存在感強い気もしてきます。こういう何色も混ざり合って、地球が終わる前みたいな色の空が大好きなんです。

そして真ん中の英語は、入れるか迷って入れました。めちゃくちゃダサくなるかかっこよくなるか2択かなと思うんですが…後者寄りであることを祈ります。

前回のお手紙のタイトル、にこさんってこんなにストレートに強く感情出される方なんだと思ってびっくりしました。こちら引用部分も、書くのやめましたと言ってるのに、お手紙本編にちゃんと書いてあるのが微笑ましいです。

ほんとは「待て!された犬みたいにずっと待ってました(わんわん!)」とか書こうかなと思ったんですけど、バカみたいだなと思ってやめました。

前回のお手紙より

お手紙の内容が困った内容で書きづらい、みたいなことではないので、安心してください。特に自己満とも思ってませんし、互いに互いの好きなことを書きましょう。

別の問題として、確かに私は忙しすぎるのはあるかもしれません。あれもこれもと追いかけすぎて、全部中途半端になるのは良くないなあと思います。つくづく自分の不器用さに落ち込みますが、受け入れるしかないよなあ、とも思ったりしてます。

ただでさえ余裕ないのに、Podcastやろうとしたり、ZINE作ろうとしたり、色々てんこもりにしているのはどうかしてるなと思います。でも日々の生活を理由に創作を諦めるのは何のために生きてるのかわからないので、図太く色々やってやろうと企んでいる最中です。

いつか自分の書きたいことで文章の仕事をもらいたいなと思っていて、そのためには良いものをいっぱい発信しないとな、という心です。


にこさんのお悩みに対する回答、月並みすぎたかもしれず反省です。でも世の中の人はみんな話しかけるより話しかけられたくて、誘うより誘われたい、だから軽やかに自分からやりなさい、みたいなことを、好きな文筆家が昔言っていたのを覚えてます。

にこさんも前読まれてた『20代で得た知見』の作者の方です。この方を昔から追いかけていて、好きな面も思うこともたくさんあるのですが、お手紙がとっ散らかりそうなので、今回は端に置いておきます。

そういうことで勇気いるけど自分から動くのをすごく大切にしていて、それは大げさですが、自分で少し人生を切り開くことの一部かなと思っています。少しでもそういう気持ちが伝われば、という思いで書きました。

どうぶつの森の住人みたいにふゅわーって近寄るの、すごくかわいらしくて良いですね!私のなかでにこさんは文章を書く人だけでなく、妖精みたいにファンタジーな存在のように、思ってる節があります。

話しかけてると自負しておいておかしいですが、何を話しかけて良いのかわからないことありませんか?私はよくありますというか、そちらのことの方が多いです。その人の文章を受け取るだけで満足で、特に伝えたいこともなければ、疑問や質問があるわけでもなく。

そういうときはやっぱり、いいねとかスキの反応を積み重ねていくだけでも、全然その人への印象は違うなと思います。ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、その人のnoteに誰よりも早くスキを押す、みたいなのも強く印象に残るかもしれません。

書きながら思い出したのは、人間関係はある日突然大きな花束をくれる人より、毎日チロルチョコくれる人の方が信用できるな、ということだと思うんです。そういう意味で例えば毎日スキを送るのは、チロルチョコにも似ているかも。贈るハードルも高くなければ、拒否するほどの重さもなく。

そういうあげてもいいもの、もらってもいいものを、たくさんやりとりすることが大事だなと思います。思えばにこさんとも、そんな感じで反応のやりとりをしてる気がします。


藤本タツキさんと上坂さんって近い感性の方なんですね。先週ルックバック観てからのスーパーホット・クリエイターなので、ますます藤本さんに興味が湧いてきました。チェンソーマンはアニメは途中まで観てましたね。ずっとオープニング曲のKICK BACKばかり聴いたりしてました。

でも最近よりすなで上坂さんがデンジくんガチ恋くらい好きって言ってたのを聞いて、全部観ておけばよかったかなって後悔しました。

ハンターハンターに関しては、よく上坂さんやにこさんが名前を出してるなあ、というのがいちばん強い印象です。きっと面白いんだろうな、と思いながらも、きっかけがなくて手を出せていません。たまたま仲良しの友達が急にハンターハンターまじで全部読んで、って言いながら、現物の漫画を押し付けてくれないかなあ~というハイパー他力本願の妄想をしています。

上坂さんとひらりささん、どちらも好きな私はにこさんがお2人の文通読んでたなんて!と感動しました。にこさんが上坂さんの話をしているだけでも尊いのに。私も文通欲は昔からありましたが、最近湧き出てきたきっかけのひとつに、同じく上坂さんとひらりささんの文通があります。

ちなみに私も二人を足してニで割ってたら自分に近くなりそう?と思いましたが、文通を読み返していたら、だいぶひらりささん寄りだなと思いました。上坂さん要素は物事考えすぎる、くらいかもしれない。

ひらりささんの文章を読んでいると、自分のことなんじゃないかって錯覚することが多くあります。上坂さんに会話型AIとかアンドロイドみたいって言われてたりとか。受験システムに適応しすぎた結果かもしれない、というところも。たぶん他人の期待に応えてくるという生き方をしてたんだと思います。

あとは女になりきれないから女というものに執着してるとか。私はたぶんひらりささんより余程女らしくないんだろうなと思っています。昔から男みたいと言われて育ってきましたし、今でも何気なく男っぽいね、と言われたりします。特に見た目が男性のよう、というわけではないと思うんですが、内面から滲み出てるものが男らしいのかな。書いていて思いましたが、やはり男とか女とか性別の枠組みが嫌いです。


文通が気になってた要因、もうひとつは文化的なお姉さま方が日記で文通している本を読んだこと。この日の日記に書いてある本です。お2人の文化度が高くてコンプレックスに心が折れそうになるんですが、不思議と柔らかさがある本で好きな読み心地。

そういえば、三連休に海に行かれてましたね。あんまりTwitterやnoteで行った海について書かれてない気がして、もしかして文通のためにとっておいてくれていますか?思い違いでしたらすみません。ぜひ思ったことや感想を聞いてみたいものです。

ホテルで一日こもって創作したり、読書したりは楽しいですよね。コロナ禍の頃は友達と遊べなかったので、ひとりで素敵なホテル見つけては泊まりに行って本読んだり、映画を見たりしてました。もし東京であればいくつか紹介できるので、必要な時はぜひ声かけてください。

にこさんは背が小さくて痩せてる感じなんですね。私の脳内がファンタジーすぎるのか、それこそどうぶつの森の住人みたいな感じを思い浮かべてしまいます。小さくて可愛い感じの方なのかな、みたいな。

私の背は女性平均よりは若干高めですが、背が高そうって日常であまり言われないので不思議な感覚です。そういえば新卒でリモ
ートで仕事してて、初めて出社して会社の人と対面した時に、思ったより小さかったと言われたのを思い出しました。

アイコンは私も誰なのかわかりません、かっこいいなと思ってずっとそのままにしてます。確か、煙草を吸ってるかっこいい女性の画像を探してるときに、びびっときました。白黒の人だと思われてるのはちょっと笑いましたが、確かに今日も真っ黒です。黒のシャツにスカート、鞄も黒、なんなら今飲んでるアイスコーヒーも黒…。

色以外の特徴だと、大きくて丸い眼鏡をかけてます。ちょっと文化的に見えたら良いな、みたいな気持ちで。

にこさんは、普段服はどんな感じのものや色を着ていますか?服にもその人の性格や個性が出る気がして、気になって聞いてみました。ちなみに私はこだわりがないものはほとんどユニクロ、気に入って買った一部のものだけお金をかけてます。シンプルで高級感があるものが好みで、フランスのA.P.C.というブランドが好きです。といっても、いくつかしか持っていませんが…。

服の色はだいたい、黒・白・青・緑のどれかが多いです。たまーにラベンダー色。

P.S.
課題図書ありがとうございます。ぱらーっとラインナップ見させてもらいましたが、綿谷りさ、お好きなのかなと思いました。実は私もすごく好きで昔のことですが、当時文庫で出てるやつはほとんど買い揃えて読んだ気がします。もちろん『蹴りたい背中」』も。

『生のみ生のままで』はまだ読めてなかったです。手始めにここから読んでみようかしら、と思います。





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