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動画第26弾「ひとりニューイヤーコンサート!~合奏協奏曲」

アラインです。よろしくお願いします。


今回の動画はヴィヴァルディ作曲の「合奏協奏曲」です。正しくは「合奏協奏曲より演奏会用序曲」といったところでしょうか。


前回前々回の「ひとり紅白」を無事投稿してホッと一息つく間もなく「ひとりニューイヤーコンサート」と称してクラシックを演奏したいなと思って選曲しました。ウィンナーワルツじゃないのが気になりますが、まぁよしとしましょう。「雷鳴と電光」の楽譜があればぜひ吹いてみたいですね。(もしやと思って探してみたらありました!すごい!来年吹こうかな!)


さて、この曲ですが、フランスのサックス奏者ジャン=イヴ・フルモーが主催するフルモー・サクソフォン・カルテットの演奏が素敵すぎるので是非私も吹きたいと思って選びました。

学生の頃、フルモーカルテットのコンサートに行って、この曲でオープニングだったのですが、彼らは客席のドアから現れて、吹きながら客席を練り歩き、ステージに上がるという演出を見せてくれました。ものすごく興奮したのを思い出します。


原曲はトラヴェルソ(フルートの前身)、ヴァイオリン、オーボエ、ファゴット、通奏低音という編成で、音源を探してみたのですが見つけられず。どんな響きがするのか知りたかったので残念です。


演奏について。常々思っていることなんですが、バロック音楽は演奏の基礎技術が問われるなと。運指、タンギング、フレーズの歌い方。怖い先生の前でキチンとして吹かないとっていう緊張があります😅

特にソプラノとバリトンが大変でした。ソプラノは最高音F♯のあたりでタンギングが要求されます。バリトンはひたすらベースで息つく間もありません。難しすぎました…。

ソプラノはあまりにも出来なくてアーティキュレーションを一部変えました。跳躍でタンギングがどうしても音が当たらず、スラーに変えました。なのに!それでもできない!成功率が低い!めちゃくちゃ悔しかったです。

ソプラノ以外の録音は年末に終わっていたので、ソプラノは年明けに録音しましたが、新年早々唸りながら練習していました。いつかまたリベンジしたいなと思っています。


ちなみに、この曲からソプラノはマウスピースをかえました。それまではセルマーC☆でしたが、ここからはセルマーConceptを使っています。リガチャーはBGを買い直しました。Conceptはとても気に入っています。発音がすごくまろやかになった気がします。音もすごくのびやかになったというか。低音も響きがよくて、高音はギスギスしなくて。良い買い物でした。気になっている方はぜひお試しあれです。

ということで、今回はここまで🎷


よかったら聴いていってください🐻✨

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