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コミュニティにおいて大事な要素

「CDLE」というAIのコミュニティに参加しているため、コミュニティに関する勉強を始めました。
今回参考にしたのは『「コミュニティ」づくりの教科書』です。この本を参照しつつ、自分なりにコミュニティにおいて大事な要素を整理しようと思います。

コミュニティの定義

・コミュニティメンバが各自の目的意識を持って関わっている
・コミュニティメンバ同士が相互にコミュニケーションできる
・コミュニティメンバ自身がコンテンツを作り上げることができる

それぞれ見ていきます。

コミュニティメンバが各自の目的意識を持って関わっている

参加者はそれぞれコミュニティに対してモチベーションがあるはずです。
・勉強したい
・人と繋がりたい
・仕事に役立てたい
まずこれを参加者自身が認識し、さらにそれをオープンにすることが必要です。例えば「自己紹介」のような情報をストックできる場所を作って、そこに名前とこのコミュニティに対して何をモチベーションに感じているか?を発表してもらう、など。

コミュニティメンバ同士が相互にコミュニケーションできる

コミュニティは単発のセミナー参加や勉強会で終わるものではなく、参加者自身が能動的に関われるものです。事務局や運営側からの一方通行ではなく、メンバ自身からの発信やメンバ同士での対等なコミュニケーションができることが大事です。

コミュニティメンバ自身がコンテンツを作り上げることができる

先程の内容と似ていますね。運営側が常にイベントを用意し、メンバはそこに受動的に参加するだけ・・・ですとそれはコミュニティではありません。メンバ自身がイベントを企画したり、コミュニティ名で情報を発信したり、コンテンツを自分たちで生み出せることが必要です。

つまり、コミュニティとは、目的を持って集まったメンバがつくりあげる「場」であるわけです。

コミュニティのビジョン

コミュニティづくりは、まずそのコミュニティの方向性を決めるところからスタートします。コミュニティの方向性、それが「ビジョン」となります。

例えば、CDLEのビジョンは「ディープラーニング社会実装の日本代表として、社会を発展させる」です。

コミュニティの理念

「理念」とは根本となる考え方のことで、企業ですとビジョンよりも先に理念がありますよね。ここではあまり難しく考えずに、「コミュニティにとって拠り所となる大事な考え方」を理念と定義します。

CDLEの例はこちらです。

CDLEの理念(cdle.jpより)

コミュニティのポリシー

ポリシーは規定と言い換えると良いかも。ルールに近いですが、細かいルールの元となる原則、といったところです。

「コミュニティでの発言の際には必ず敬称をつけて1日1回は発言せよ!!」というのがルールだとすると、「マナーを守り、可能な限り積極的にコミュニケーションを行いましょう」というのがポリシー・・・ですかね。

CDLEのポリシー(cdle.jpより)

まとめ

このように、
1.このコミュニティの存在意義は?(定義)
2.このコミュニティは何を目指すのか?(ビジョン)
3.このコミュニティが大事にする考え方は?(理念)
4.このコミュニティのメンバが守るべき規定は?(ポリシー)
を明確にしておくと、コミュニティの方向性がはっきりしますね!


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