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時代はいつでもその時を一番楽しめるやつのもんだろ?

自分は昭和生まれです。この令和の時代に比べると2世代も前。

自分の2世代前というと明治です。
昭和時代は長く大正時代は短かったわけですから元号だけで比較するのはおかしいのですが、感覚として、ものすごく古い時代に思えます。

さて令和の時代に、昭和の自分は遥か昔の古い時代の人間なのでしょうか。

この問い自体がナンセンスであるという見方もできます。古い時代って何?古いからといってどうなの?そもそも気にすることがおかしいのでは?

ですが、こう問いを変えてみるとどうでしょうか。
「あなたは自分の年齢に囚われ、主体的な人生を生きることを諦めていないか?」

例えば、今の時代の主役はZ世代であり、いわゆる若者と言われる10代~30代の人々という意見が多いでしょう。ではそれ以外の年代の人々は時代の主役ではないからといって、主体的な人生を送るチャンスをもう逃してしまったのでしょうか?

そこで、冒頭の言葉です。

時代はいつでもその時を一番楽しめるやつのもんだろ?

この言葉は、シティーハンターのスピンアウト作品、「CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」で、主人公の伊集院隼人がかけた言葉。

バブルを生きた客の女性が「私の時代もとーっくに終わった感じ」と嘆いていると、彼は「・・・いや、終わったってのは間違いだな。時代はいつでもその時を一番楽しめるやつのもんだろ?」とアドバイスしました。

この言葉には、どんなときでも、チャレンジする意欲を掻き立ててくれる力強さと、温かさがあります。

最近、CDLEというAIの社会実装コミュニティに参加しています。

ここには、自分より若くて、自分より精力的に活動されている方がいます。
一方で、自分と同じか先輩で、自分より意欲的に活躍されている方もたくさんいらしゃいます。

様々な年代の人たちが生き生きと自分の人生を生きている様子を見ると、自分も頑張らないとという気持ちになります。
そして、年代や時代で主役かそうでないかを決めることはナンセンスなんだな、という当たり前のことにも気付かされます。

「人生の主人公はいつだって自分」という言葉もありますね。

今の時代とこの瞬間を全力で楽しもう。と、思います。

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