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CDLE AI QUEST 2022
日本最大のAIコミュニティ、CDLE。
AI人材が繋がり学び合い、日本の産業発展を進めるエヴァンジェリストたちの集まり、それがCDLEです。
昨年、そのCDLEで一つのプロジェクトが生まれました。その名も「CDLE AI QUEST」。
経済産業省が、2019年に始めたAI人材育成プロジェクト「AI Quset」、その教材を使って、CDLE版にカスタマイズした学習コンテンツとなっています。
本家「AI Quest」は、プログラミングを行いAIの精度を競うような形式です。そのため、エンジニア向けの色が強いものとなっていました。
しかし、AI人材を増やしていくためには、エンジニアだけでなく、ビジネスサイドの人材も必要となります。AIの裾野人材を広げていくためには、そういった方々がAI導入の課題に触れる場を作りたい・・・
その思いを強く持った1人のCDLEメンバの呼びかけによって、本プロジェクトはスタートしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1653739886057-Ptf6bvp8kq.png?width=1200)
CDLEメンバのお名前は櫻井 敏明さん。
直接お会いしたのは2021年春に行われたCDLE DAYというイベントでした。
彼を中心に、JDLAとともに経済産業省や関係者と話し合いを行い、AI Questの教材を有効活用させていただくことを取り付け、QUESTの運営チームを立ち上げてコンテンツの設計を進めていきました。
本家のイベントと大きく異なる点は以下です。
1.AI導入を進める企業側(エンドユーザ)の立場で考える
2.AIエンジンの開発は行わない
3.経営課題の捉え方は自由
特にこの3つ目が参加者の発表の幅を大きく広げ、取り組む人も聞く人も刺激的なイベントになっています。(中には「そもそもAI導入自体、経営課題ではないのではないか」と仮説を立てる方も)
経営視点でAI導入を取り巻く課題を整理し、自分なりの考えをまとめて発表しCDLEメンバで共有する。まさにAI人材の裾野を広げる学びの場としての活動です。
![図2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79494601/picture_pc_4f3351df81ffa1a24ec67e0b0330b351.png?width=1200)
2021年は初めての取り組みであり、運営としても悩むことが多かったです。特に、リーダである櫻井さんの苦労は計り知れないものでした。
その甲斐あって、2021年は無事最終イベントを迎え、結果は大好評。今年も実施することになりました。
今年の教材は製造業。
今回の教材の企業は、製造業のABC基板、AIコンサルの真鍋氏が部品検査のAI導入を推進します。
一方、貴方はABC基板の社員でDX推進担当!
AIコンサルの真鍋氏とともに、自社の課題に向き合い、AI導入を企業の立場で考え、他の参加者とともに議論、貴方の考えをまとめて頂きます。
今回は、2021年のCDLE AI QUESTを完走したメンバを中心に、新たな運営チームが立ち上がっています。
そしてなんと、今月東京ビッグサイトで行われたAI EXPO(JDLAブース内)でも、その新チームによって、本プロジェクトの発表が行われました。
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どんなイベントになるのか今からとても楽しみです。
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