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自分たちで企画した、ちょうど良い結婚式💒

つい最近結婚式を開きましたので、そのレポートです。

友達と集まった時に、「自分の結婚式の妄想を長年している」という話を聞いてびっくりしたことがあります。
その当時は自分が将来結婚するかどうかもわからず、結婚式の妄想をしたことがありませんでした。

そんな私も結婚して、夫とも話し合って結婚式はしよう、という話になりました。

ただ、いわゆる「普通の結婚式」は自分たちにはオーバーに感じることも多かったため、一つ一つの決め事に、何のために?と問いつつ、自分たちにとってちょうど良い結婚式をしました。

結婚式をなぜするのか?

そもそも結婚式をなぜするのか?したいのか?
と最初に問うておくこと、それをパートナーと共有することはその後の準備をスムースにします。

私たちは、
・皆の前で誓うということが二人にとって大事だろう
・お互いの家族同士が初めて顔を合わせる場はお祝いの式であって欲しい
・お互いの親族が交流できたら良い

といったことが結婚式をしようとなった大きな理由です。

一方、これまで結婚式に呼んでくれた人も多いので、友人たちに対しては、
「こんな人と結婚したよ!」という報告と食事会はしたいよね、ということで、親族と友人は分けて会を開きましょう、ということになりました。

やらないことを決めた

他人の結婚式を見て自分が同じことをできないと思った要因は、突き詰めると披露宴だと考えました。
感動的な演出は望んでいませんでしたし、派手なお披露目や主役感はいらないという考えでした。
また、1日に300万円、400万円といった大金を使うつもりもありませんでした。それよりもっと生活を豊かにするようなものや旅行などにお金を使いたいです。

そうした結婚式への考えをお互いに擦り合わせつつ、挙式だけ厳かに執り行い、近くで食事会を開く、という大筋が見えてきました。

結婚式場やホテルでの結婚式といえば、挙式+披露宴のセットだと思いますが、色んな例があります。

結婚式場で挙式をしたあとにお気に入りのレストランで食事会をした友人や公民館のようなところで親族を集めて食事をした従兄弟がいて、特に従兄弟の結婚式は自分も子供の時に参加して楽しかったので、それに近い結婚式が良いなと思いました。
結婚式の歴史を調べて、昔は家で結婚式をしていた、というような情報も見かけました。

挙式は結婚式以外の用途でも使われている場所が良かった

式を挙げるなら、なるべく思い出の場所として自分たちの式が終わった後もその場所が潰れて欲しくない、という思いがあり、結婚式場は候補から外していました。

結果として第一候補だった大阪市中央公会堂で式を挙げることができましたが、教会や神社で挙げるというのも選択肢にありました。
どちらも商売で結婚式をしているわけではなく、献金・初穂料を納めます。
調べたところ、10万円〜+お心付といった金額が相場のようです。
(キリスト教徒でなくても講座を受ければOKのところが多そうでした)

つまり挙式だけ純粋にしようと思えば、それに衣装やお花、ヘアスタイリストさんカメラマンさんを用意しても50万円もかからず、ちゃんとした儀式ができるということですね。
ホテルや結婚式場のようなカタコトの神父さんではなくて、ちゃんとした教会の牧師さんや神社の神職さんが執り行ってくれるのも良いと思います◎

結局私が憧れていた大阪市中央公会堂で挙式をしましたが、こちらは市の施設だけど土日はほとんど業者が場所を抑えているとのことで、プランニング会社を通すことになりました。

挙式だけのプランが50万円ほどで、純粋な場所代+αくらいの値段だったので良いなと思いましたが、やはり何かにつけてオプションを提案されました。

お花や写真はオプションつけましたが、ヘアメイクのリハーサルやヘアアレンジの追加などは「みんな何が何でもやりますよ!」と言われても断りました。

当日はヘアメイクさんやカメラマンさんなど良い人に恵まれて心強かったですが、プランナーさんは普通の連絡や取りまとめがうまくできない人で、途中から全く当てにできず、当日まで不安でした。

元々何かをプランニングしたりプロデュースしてもらうつもりではなかったのでまだ良かったのですが、披露宴までお任せしていたらぼったくられるだけで本当に大変だっただろうなと思います😓

公会堂近くのレストランを探しました

なんだかんだで参列者が40名となかなか多くなってしまい、レストランを探すのに苦労しました。

土日に色んなお店にお食事へ…
ベターな店はいくつかあるけどなかなか決められず

自分たちで候補の店を訪れて評価し、最終的にイタリアンのボーングランデアリアさんに決めました🇮🇹
中央公会堂から徒歩5分でお料理も美味しく雰囲気も良かったです。(テラス席から中央公会堂も見えます!)

ドレスとパーティー衣装は購入しました

ドレスについて言及しておりませんでしたが、最初から二度会を開くと決めていたので、レンタルではなく購入することにしました。
母のママ友さんご夫婦が博多織のドレスを作っておられ、とても素敵だったので、オーダーメイドの博多織ウエディングドレスを作っていただきました。生地を作るところからスタートするので、最初に決めて時期的にもちょうど良かったです。

とても軽いシルクのドレスで、着付けてもらわなくても自分で着られるドレスです。これにイタリアのチュールレースを羽織るデザインにしてもらいました。

挙式のときはこのドレスで過ごし、写真撮影ではレースの羽織やベールを脱いだり色んなパターンで撮影してもらいました。

ちなみに夫の衣装はブライダル会社のプラン内のものです。

レストランでは私たちも食事をしたいので、カジュアルダウンしようということで、パーティー衣装を用意しました。
私は新しくドレスを購入、夫はちょっといつもだったら着ないようなギンガムチェックの派手シャツと蝶ネクタイなどの小物を買い足して、こんな感じになりました。

衣装は友人との結婚パーティーでも同じものを着る予定で、博多織のドレスはウエディングドレスを着なくなっても別のものにリメイクすることも可能なようです。
お食事に着ていけるようなワンピースにしてもらって、結婚記念日に着ても良いかもしれません。

厳かな挙式の中にも笑顔あり

挙式では私たちは人前式にして、新郎新婦で入場し、それぞれ皆の前で誓いの言葉を述べました。
入場のときも私たちがニコニコしていて(リハーサルで受けた指示が結構難しくて二人で慌てていたのですが)良かったとのことでした。
夫の姪っ子ちゃん二人にリングガールになってもらったり、フラワーシャワーをしたりとみんなにちょっとずつ参加してもらって良い式になりました。

ドレスの生地も桜のモチーフで、レースも桜の花びらが舞っているようなデザインだったので、ちょうど晴れて桜も満開で素敵でした。


レストランでは自分たちで司会をしました

レストランではほとんどお食事がメインで、催し物はみんなの自己紹介と私たちが用意したスライドのみにしました。

曽祖母の若いときの写真が発掘されたのでそれもスライドに

当日、受付時間より前にレストランに入ることができず、私たちが席札を用意したりお花をセッティングする時間がなく慌てましたが、兄弟や従兄弟が手伝ってくれて、みんなでセットしました。

そのときに良かったのが、スライドでも紹介する私たちの子どもの頃の写真を現物のアルバムで持ってきていたことです。
先に席についた人もアルバムを見ることができたので良かったと思います。

私の小さい頃の写真のほか、家族を紹介する懐かし写真をお見せしました
飼っていた犬の写真もありました

途中、私たちもテーブルを周り会話したり、子供達がテラスで遊んだりと自然と交流が生まれたので良かったです。

引き出物は百貨店でそれぞれの世帯に選びました

遠くから来てくれる人も多かったので、引き出物はそれぞれのお家に送りたいと思い、最初はブライダル会社に勧められた引き出物宅配サイトを利用する予定でした。

しかし、実際にサイトにアクセスすると、記念品だけを世帯別に選ぶことができず、また不親切な情報の見せ方で、もう百貨店に行こう!となりました。
実際に百貨店に行ってみると、そのサイトで見ていた1番良いと思った商品もかなりチープに見え、実際に現物を見ることができて良かったです。

「お酒が好きなあの人にはこれ」「人数の多いあの家族にはこれ」とその人が喜びそうなものを選べて、良い贈り物になったのではないかと思います。

先ほど結婚式についてはお金をあまり使わずに、と書いていましたが、お食事や引き出物に関しては良いものを選びました。

百貨店では婚礼に関するものは5%の割引がつくものも多く、利用して良かったです。
もちろん宅配もお願いすることができました。

みんながニコニコしていた結婚式で良かった


計画通り挙式は厳かに、レストランでは和気藹々とした雰囲気で良かったです。
私の親族の中でも、母方の親戚と父方の親戚は初めましての組み合わせも多かったですが、そこでも交流が生まれて良かったです。

母方の親戚とは「いつもの法事のメンバーだね」といって笑っていましたが、法事メンバーがお祝いの席で一緒に笑い合える時間はとても幸せだなと思いました。

友人との結婚パーティーも楽しみです

友人を集めた結婚パーティーは会費制のお食事会を計画しており、公式LINEアカウントも作りました。
今度は私の地元福岡で開催し、夫の友人は遠くから来てくれる方が大半なので、福岡のお出かけ情報も共有しています。

こちらはまたお互いの友人に、お互いを紹介し合えるようなカジュアルな会にしたいと思っています。







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