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そろそろマスク外しませんか・・・

今年6月頃、屋外であれば、人との距離が取れていれば、条件付きでマスクを外しても大丈夫ですよと政府が発表したことがあったかと思います。ようやくマスクを外した生活が少しずつ戻ってくるかなと兆しが見えた矢先、第七波の到来で、過去最大の感染者数を連日叩き出し、マスクを外そうという空気感も薄れていってしまったように感じます。

正直なところ、みなさんどんな風に思っているのでしょうか。。ある世論調査では、およそ3割の人たちがコロナ収束後もマスクは外さない、もう服のように身体の一部となっている、という声もニュースで見ることがあります。

僕としましては、マスク生活による弊害、例えば人と人とのコミュニケーションで表情が見れない、夏の時期は熱中症リスクの増加、どことなく感じる閉塞感を脱出したく、マスクが取れる時期が少しでも早く来たら良いのにと、切る願いを持っています。

そしてもう一つ、街中でマスクをしている人たちは、どんな理由があってつけているのだろうと思うことがあります。自分も人と話をするときや建物の中に入るとき等は極力着けるようにしているのですが、それ以外、一人で道を歩いているとき、自転車でどっか出かけるとき、ましてや一人で車を運転している人も着けている人を結構見かけるので、なぜそこまでして従順にマスク着用を徹底しているのかと思ってしまいます。(もちろん個人の自由ですので僕がとやかく言うことでは一切ないのですが・・・)

理由が各々あれば良いのですが、どうも空気感、風潮に流されているような気がしてなりません。コロナが流行り出した当初はその得体の知れなさ、ワクチンが無いこと等、みんなが守備的になることも分かりますが、もうそろそろマスク外しても良いのではないでしょうか。。

マスクを着ける目的と言ったら、自分が他人に飛沫を飛ばさないように、そして他人の飛沫を吸わないようにする。そうすることで感染リスクを下げることかと思います。当たり前の話ですが、、、

ただそれらは、コロナ以前もそういったリスクはあったんじゃないかと言いたいのです。コロナ以前からマスク着用を習慣化している人たちが、いまも着けているとなるとある程度理解出来るのですが、どちらかと言うと、とりあえず着けていると言う思考の人たちが多いのではないでしょうか。

その証拠に、カフェや居酒屋では、「ここは食事するところだから外さなきゃしょうがないよね」と言わんばかりに外したまま会話を楽しむ人たち。屋外でマスク着けているくらいだったら、食事中も一回一回会話する度にマスク着けたらええのにと思ってしまいます。(笑)

自分はと言うと、元々マスクをつけることが嫌いでした。要は自分が吐いた息(CO2)を再び吸って、逆に具合悪くなりそうな気分になるからです。コロナ前で言うと、自分が風邪っぽいときや、インフルエンザが流行っている時期にどうしても満員電車に乗らないといけないとき等、本当に限られたときしか着けていませんでした。だからコロナが出始めた頃も、そしていまも、マスクを着けるときは、本当に着ける必要がある環境下なのかは考えて着けるようにしています。

コロナが流行ろうがコロナ前だろうが、くしゃみや咳を人に向けない、唾を人に向かって飛ばしまくりの会話をしないといったエチケット、手洗いうがいや食事、睡眠で自分の身体を守ることが大事、ということに変わりはないかと思います。

だったらもう少し、コロナ前の生活に戻した方が良いことは、戻して行って良いのではないでしょうか・・・


最後に、マスクにまつわるすてきだなと思ったエピソードをひとつ。

コロナが始まった頃「アベノマスク」と揶揄された、布マスクが配布されたかと思います。各国で現金給付や食料供給など施策が行われている中、「日本はマスク1枚かよと!」と多くの日本人が叩いたかと思います。ちょうどその時期、ある新聞記事で、「政府に文句言うのは簡単。でもこのマスクひとつ自宅に届くにも、これを作った人、そのマスクを梱包した人、自宅まで届けてくれた人、多くの人の支えがあって今自分の手元にマスクがある。そう言ったことに目を向けることのできる人になりなさい」と言った内容を目にしました。コロナが始まった直後でみんなバタバタしているのに、冷静にこういうことが言える人は、すてきだなと思いました。

「不平不満を言う前に、身の回りへの感謝が出来る人になろう」と、その気持ちを忘れないようにと、そのアベノマスクは、今なお未開封のまま自宅に取っておいてあります。

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