KINTONE 日付 N日後と時刻 N時間後の扱い

kintone 自動計算でN日後とN時間後の扱いについてまとめておきます。

今回、契約書管理のアプリを作っています。
契約書の開始日と終了日を入力するフィールドを作成しましたが、入力箇所を最小限にするために終了日には1年後を自動でセットするようにします。

kintone公式ヘルプ 日付、時刻、日時フィールドの値の扱われ方に従ってやってみる

今回は1年後なので計算式は

となります。ただしこのままだと数値で表示されてしまうので

通常の日付フィールドと同じ表記になるように式を変更します。

これは日付フィールドに計算式を入れる場合で、別の方法もあります。

計算フィールドを使ってみる

計算フィールドを使った場合は、計算式にDATE_FORMATが不要です。計算フィールドの設定で日付を選択することができます。

休憩時間1時間を設定する

休憩開始時刻を入力すると、休憩終了時刻に1時間後が自動でセットするようにします。
1時間後なので、計算式は1*60*60を追加してして
表示は時刻を選択すれば思い通りの結果を得ることができます。

これで基本的なN日後とN時間後の自動計算方法は完了ですが、
開始日や開始時刻が入力されていない場合にも表示されてしまうので
少し計算式にプラスします。

「計算のもととなる開始時刻に入力がない場合は、表示しない」という式にしました。

これで開始時刻に入力すると、自動的に終了時刻フィールドに1時間後が表示されるようになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?