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こころがあたたかくなる季節

編集: 京都外国語大学 グローバル観光学科
       2回生 鈴木里菜

綺麗だった京都の紅葉もすっかり終わってしまい、季節はいよいよ冬になってきたなあと感じる年末です。

季節は前へと進んでしまいましたが、今年が終わる前に、わたしがいろいろ見つけて感じた京都の秋についてどうしても文字に起こして記憶に残しておきたいので、今日はわたしの好きな季節である秋と紅葉をテーマに記事を書こうと思います。

秋といえば思いつくものはたくさんあるけれど、わたしにとっての秋は「紅葉」

その魅力に気づいたのは大学生になって、京都に通うようになってから。

私の地元である大阪では美しい紅葉を見ることができるスポットが少ないです。

だから、秋になると京都の紅葉をできるだけたくさん目に焼き付けておきたいと思ってしまいます。

京都には紅葉スポットがたくさんあるので、毎年どこへ散策しに行こうかなとわくわくします。

秋は、普段インドア気味なわたしにとって、外へ出たいという気持ちをより強くさせてくれる特別な季節でもあるのです。

秋はもともと好きな季節だったけれど、大学生になってからもっと好きになり、今では1番好きな季節です。

その理由を考えてみると、ぱっと思い浮かぶのは「こころがあたたかくなるから。」

暑い夏が終わって季節が前へ進んでいって、気温がどんどん下がっていく。

服装が厚着に変わり、友だちと寒いねと会話する日が増える。

でも、ふと街の木々を見ると、葉は赤色や黄色など暖色に色づいていて。

そんな暖かい色に染まった木々を見るとなんだか自然とこころがぽかぽかしてくるのです。

このなんともいえない感情と秋が好きな理由をひとことで表現するのはとてもむずかしいものです。

自分なりに表現するとしたら、「からだは寒いけれど、紅葉を見ると心があったかい気持ちになれるから秋が好き」といった感じですかね。

これは奥嵯峨を散策している時に偶然みつけて撮った写真。

何気なく通り過ぎようとしたら、あれ?こんなところにもみじのイラストが!

いつもだったら何も気にせず通り過ぎてしまうけれど、これは可愛くてつい写真を撮ってしまいました。

バスや車に乗って移動していたら見つけられなかったもの。

歩いていたから偶然、発見できたもの。

こんなふうに小さな発見ができることも京都のまちを歩いて巡ることの醍醐味の1つなのかもしれないなあと考えてみたり。

奥嵯峨には初めて行きましたが、自然がたくさんあって紅葉もとても素敵な場所でした。

時間に追われず、ゆっくりとした時間を過ごすことが好きなわたしにとって、この場所はこころを穏やかな気持ちにさせてくれて居心地がとても良いところでした。

嵐山で食べ歩きをしながら散策するのももちろん楽しいですが、時間を忘れて自然のなかをゆっくり散策することができる奥嵯峨もオススメですよ。

グラデーションみたいになっているところもステキ

少しでも良い写真を残しておきたくて似たような紅葉の写真がたくさん。

おかげで写真のアルバムまで暖かい色で包まれています。

いつかカメラを買ってお気に入りの一枚を撮りに紅葉散策に出かけたい。

来年の秋は京都のどこへ紅葉を見に行こうかなあ。

考えるだけでわくわくする気持ちが止まりません。

四季がある日本に生まれてこんなにも素敵な景色を身近に感じられることがすごく嬉しいし、だからこそ、大学生の間に京都のまちをたくさん歩いて京都の四季を満喫したい。

大学生活ももうすぐ折り返し地点。忙しくも充実した日々を過ごせている毎日。

でもその一方で行きたいところばかりが増えていき、このままでは時間が足りないとも感じる。

まだまだ見たい景色がたくさんあるのに。

よし!2024年の目標のひとつに「京都で四季をいっぱい満喫する」も追加しようっと。

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