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不便は人を強くする。


不便は人を強くする。


便利すぎる環境で過ごしていると、
ボタン一つでできないことが目の前に現れた時、
これがあれば便利なのにと自ずと動こうとしない。

例えば、現代ではスーパーに行くと
食品・日用品・場所によっては服まで売っている。
全て揃っているなんて便利なお店なんだろう。

しかし、想像してみてほしい。

野菜を買うためにはあの商店へ
魚はまた違う商店、
お肉を買いたければ違う商店、
日用品はまた違う商店へ。

食材を揃えるだけでもお店をはしごしないといけない。

なーんだこの不便な仕組みは。効率がわるいなあ

と日本にいるとそう感じるかもしれない。


しかし、実際今私のいるネパールはこんな感じだ。

この不便さがまた新たな楽しみを生み出している。

確かに、いざ買い物に行こうとした時
色々な店をはしごしないと食料が揃わないいから面倒だ。

でもそこには、
店主とお客さんのコミュニケーションがあり
新たなコミュニティが生まれ、信頼関係が生まれる。

決して楽ではなから一生懸命やろうとする。
そこには親しみや思いやりが生まれる
次から次へと新しい課題が出てくるから、マニュアル通りにできない事に対して
その都度柔軟に対応できる。そして、乗り切る力が自然とついてくる。

だって、何もなければ自分からうごかなければ何も得ることはない。

不便ぐらいが心地いい。

不便は人を強くする。


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