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居場所支援

仕事の話を書く。

私は放課後等デイサービスで働いている。児童福祉法に基づく事業だね。
発達障害の子どもたちが通っています。
多くの子どもは4600円あったら来れる。お国に感謝だね。

うちの会社は変わってて、19〜21時に子ども来てもらえるように営業している。私は12〜21時の勤務なんです。不思議よね。19〜21時には部活終わりや学校帰りの中高生が来たり。それが本当に面白すぎる。

子ども一人一人に計画を立てる。子どもにあった支援をする。それがまあ目的ではあるんやけど、していることはゲームの話漫画の話アニメの話、あとはボードゲーム、カードゲーム。めちゃくちゃおもろい。(子どもによっては学習支援?生活支援?的なこともしているよ)

中高生って人間関係ややこしいし、自分のことをわかってくれる場所ってなかなかなくないですか。
私が彼らのことを全てわかっているとは思えへんけど、それとなく週に1〜2回会って喋る。それがめちゃくちゃ楽しいね。

家以外の居場所を作りにくい子たちだろうから、うちに来てくれてそれとなくしゃべって帰っていくのが嬉しい。
ある子は「ここには気分転換に来てる」と言ってくれる。

便宜上先生と呼んでもらってるけど、学校とも塾とも違う関係性。
私は彼らからたくさんのこと教えてもらった。

今年度で19〜21時の営業が終わる。めちゃくちゃ寂しい。
いつかそこらへんで「久しぶり〜」って会えるといいね。

居場所支援をしているようで、そこで私の居場所を見出してた。子どもたちのよき理解者になりたいと思うことで過去の自分を救っていたんやろうね。
人のことを完全に分かることはないから分かったふりにしかすぎないけど、面白かった。最高だった。

子どもと本気でする大富豪もスカルも一生忘れられないね。

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