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ルカメタを使ってみた【イーブイヒーローズ環境】

みなさんこんにちは、ありぽけです。

最近ルカリオ&メルメタルGXとザシアンV、ザマゼンタVを主軸に構成されたデッキを主に使用しており、noteの更新も兼ねて回した所感を書いていきます。
各対面の立ち回りや採用カード、その理由を事細かに書くのではなく、意識すべきポイントや回してて感じたことを書くので他の方が書かれたnoteと併せて読んでいただくのが良いと思われます。

※一般的に使用されている略称を用いますがご了承ください。
(例:ルカリオ&メルメタルGX→ルカメタ など)

以下が使用していたリストになります。

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(デッキコード:5FV1fb-QJGFxI-kkF51V )

友人からリストをもらって、自分が使いやすいように改造しました。

・ポケモン 8枚
ルカリオ&メルメタルGX 2枚
ザシアンV 3枚
ザマゼンタV 3枚

枚数はこれが適正な気がしました。どれも最低枚数ですがこれ以上あっても過剰だと思います。増やすなら対面によっては2枚使ったりタッグコールで持ってきてコストにできたりするルカメタですかね。
ジュナイパーを何とかしたいなら「ギルガルドV」を採用しましょう。

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・グッズ 20枚
タッグコール 4枚
メタルソーサー 4枚
ポケモンいれかえ 3枚
リーリエのピッピ人形 3枚
リセットスタンプ 2枚
タフネスマント 2枚
ふうせん 1枚
ツールジャマー 1枚

メタルソーサーは何も考えず4投していましたが、3枚にしてもそこまで困らないかもしれないため、手貼りやザシアンVの特性「ふとうのつるぎ」を考慮して基本鋼エネルギーにしても良かったかもしれません。
ふうせんをいれてないレシピが多かったですが、グズマ&ハラから逃げられることを重視して自分は採用しました、使い勝手は良かったです。
ツールジャマーはツールスクラッパーと選択で良いと思います、自分はグズマ&ハラからサーチできる点とポケモンの場持ちが良い点を評価してジャマーにしました。

・サポート 16枚
ボスの指令 4枚
マリィ 4枚
グズマ&ハラ 2枚
シロナ&カトレア 2枚
マオ&スイレン 2枚
博士の研究 1枚
エリカのおもてなし 1枚

シロカトの枚数を3枚にしても良いと思いました。手札の不要カードを切りながらサポートを回収できる点、タッグコールからドローにつながる点が優秀でした。エリカやマオスイを何度も使えるのが良かったです。
ドローサポートでマリィ、博士、エリカが4-1-1の枚数入っていますが、6枚あれば十分でしたので4-0-2や3-0-3等もありだと思います。自分は相手の手札に干渉してポケモンを倒させる要求値を上げたいのでマリィを4枚採用していました。博士の研究は手札と山札の圧縮をスピーディに行える点とリソースを切ってしまう点から1枚のみ採用していました。

・スタジアム 3枚
混沌のうねり 3枚

れんげきウーラオスやれんげきテンタクル等に入っている「みずの塔」、VMAX主体のデッキに入っている「頂きへの雪道」を貼られたくない理由から混沌のうねりを採用しました。

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「キルクス温泉」や今後出る「結晶の洞窟」も強いのでここは個人の好みだと思います。

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ちなみに自分はうねり2枚、結晶の洞窟1枚採用が強いかなと思っています。試してないので確定とは言えませんが…

・エネルギー 13枚
基本鋼エネルギー 9枚
コーティング鋼エネルギー 2枚
キャプチャーエネルギー 2枚

基本鋼は9枚が最低ラインに感じました、できれば10枚入れたいです。
コーティングは環境次第ですが2~3枚、キャプチャーは2枚で十分でした。クイックボールがないため種切れを嫌い3投してたときもありましたが、タッグコールでルカメタをサーチできること、ザマゼンタVの場持ちが良いこともありそこまでキャプチャーを重視せずにすむことが分かりました。


以上がリストの所感になります。

次に意識すべきポイントに関して、

・サイドプラン
・ルカメタのGXワザ「フルメタルウォールGX」をどこで切るか

以上2点が個人的には特に重要に感じました。

1つ目のサイドプランに関してですが、どちらかというとこちらのポケモンがどこまで倒されて良いか、またはどのポケモンなら倒されても良いかをよく考えてプレイしていました。
取る方に関してはザマゼンタを倒してくるポケモンをいかに迅速に処理できるかを考えればとりあえずは良いと思います。

どこまで倒されて良いかという部分ですが、よくあるのはザシアンの取扱です。ふとうのつるぎで手札補充する場面が少なくとも一度はあり場に出しますが、高火力低耐久のため倒されやすいです。
ザシアンが倒された後に再度ザシアンをベンチに出してしまうと、相手視点ではザシザマザシorザシザシルカメタの2-2-2もしくは2-2-3プランでサイドを取れば良くなってしまいます。リセスタを最大限有効に使うことやそもそも倒されにくくするために途中でザシアン以外を強制的に押しつけていきたいです。

2つ目のGXワザに関しては、

・追加効果込みで打つか打たないか
・ふとうのつるぎとどちらを優先するか

この2点をよく考えていました。追加効果のエネ破壊は非常に強力で場合によってはダメージを受けることなくターンが返ってきますし、そのままテンポをとれることも少なくありません。
しかし序盤でルカメタに2エネつけてワザを打つことはそこまで重要ではなく、ワザを打つよりふとうのつるぎで手札を蓄えた方が良い場合もあります。
序盤にGXワザを打つメリットは以下のように考えています。

1.ワザのダメージを早い内から永続-30できるため倒されにくくなる。
2.エネ破壊によりワザを打たせにくくできる。

1に関しましてはザシアン主体のデッキやベンチ狙撃をしてくる相手の時に特に重要になってきます。ザシアン同士が互いに互いを倒せるので、相手からのワンパンを避けるために早めに追加効果なしでもGXワザを打つことを心がけたいです。
2は主に三神の「オルタージェネシスGX」、れんげきウーラオスVMAXの「キョダイレンゲキ」等が挙げられます。

相手の動きが遅かったり、ザマゼンタでダメージを食らわずゆっくり準備できたりするようであれば、ふとうのつるぎを使って手札と盤面を整えていくのが良いと思います。リセスタやマリィ、ツールジャマー、うねりを絡めて効果的な場面で追加効果込みGXワザを狙っていくのが良いでしょう。

余談になりますが、ポケモンカードではエネルギー破壊が非常に強力で、このデッキには主に3種類のエネ破壊手段があります。

1.ルカメタの追加効果込み「フルメタルウォールGX」
2.ザマゼンタVの「アサルトタックル」(特殊エネルギーのみ)
3.ザシアンVの「ブレイブキャリバー」(エネルギーがついた相手を倒す)

(3に関しては遂行速度が一番速いのでザシアンにしています笑)

他にはエネがついてるVMAXとザマゼンタを対面させて逃げるエネルギーを切らせる、等もありますがだいたいは上記の3つです。
当たり前ですがポケモンはエネルギーがなければ強力なワザを使えません。相手を倒すのも重要ですが、盤面次第ではあえて倒さずエネ破壊に回りアドバンテージを稼いでいくことが大事になることもあります。


ルカメタのデッキは攻守共に優れ器用に動くことができ、プレイングを磨くにはぴったりのデッキなので触ったことがない方はぜひ組んで回してみることをおすすめします。


短いですがここまで読んでくださりありがとうございました!

質問や不明点、誤字脱字等ありましたらTwitterにて ありぽけ(@Iy0ck) までよろしくお願い致します。


それではみなさん良いポケカlifeを~


追記 7/4

7/3に行われた第17回たみポケ(チーム戦)にルカメタで参加し、個人6-2チーム6-2の成績でベスト4になれましたのでリストとマッチ、その解説を軽く書いていきます。


使用したリストがこちらです。

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前回のリストは異なる点について触れていきます。

ザマゼンタ3枚目→ザシアン4枚
メタルソーサー4枚目→基本鋼エネルギー10枚目
ふうせん→ポケモンいれかえ4枚目
ツールジャマー→ツールスクラッパー
リセットスタンプ2枚目→隠密フード
博士の研究→エリカのおもてなし2枚目

見ていただければ分かるとおり、新規で入ってきたのは隠密フードくらいで後は似たようなものに差し替えた程度です。隠密フードはクイックシューターのインテレオンやブラッキーVMAXを意識して採用しました。
また、以前よりはデッキの扱いに慣れてきたのでふうせんやジャマーを抜くことにしました。これらはグズハラで楽に持ってこられますが、ザシザマにはマントを着けた方が強いためデッキパワーを落とすことにつながっていました。
あれば便利なことに間違いは無いのですが、以前よりは練度が上がったことと隠密フードという新たなポケモンのどうぐを採用することにしたため変更しました。
メタルソーサーはザシアンを増やしたこともあり、基本エネも10枚は採用したいと考えたため3枚に減らしました。またトレーナーズが基本エネになることでゲンミミのケアが誤差程度ですが楽になります。(ポルターガイストによる打点を減らせる。)
リセスタは打ちたいタイミングが分かるようになってきたため減らして隠密フードにしました。
博士の研究はエリカと調整しながら試していて、今回は抜いた形で出ることにしました。

マッチは以下の通りです。
予選
1.ビクティニブラッキーニンフィア ○
2.ゲンガーブラッキー ○
3.悪パーフェクション ○
4.こくばバドレックス ○
5.悪パーフェクション ○
6.はくばバドレックス ×

決勝トナメ
1.こくばバドレックス ○
2.悪パーフェクション ×

各対戦のことを細かく書いてしまうと長すぎるため、その対戦で意識したところについて書いていきます。

1戦目 ビクティニブラッキーニンフィア ○
コーティングやうねりが1枚ずつサイド落ちしていたためかなりシビアかつコーティングとマントを着けたザマゼンタが倒されてしまい絶望的状況でしたが、ボスを2回使わせたあとにベンチにいたルカメタに隠密フードをつけてブラッキーのケアをし、相手のベンチにメタモンVがおりトラッシュにビクティニがいなかったので前のビクティニVMAXをあえて倒さずメタモンを2体目のザマゼンタで優先的に処理することを意識しました。

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(↑実際の盤面)

2戦目 ゲンガーブラッキー ○
相手が事故気味だったのでふとうのつるぎでゆっくり盤面を形成できました。ゲンガーが手貼りで育っていったのでワンパンされないことと、くろいまどろみを受けてねむりになってしまっても反撃できるように入れ替えソースの確保を意識しました。

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3戦目 悪パーフェクション ○
不利マッチなので上振れが必要です。この試合は先攻2ターン目にボス+ブレイブキャリバーでガラルファイヤーVを倒せたので勝つことができました。
相手のデッキが分からない状態でスタートがミュウツー&ミュウGXだったためゲンミミのケアと、エネルギーが何枚場にあるか、レッド&グリーンやじゃえんのつばさによるエネルギー加速をされても倒されないか等を意識しました。

4戦目 こくばバドレックス ○
ルカメタスタートでドローにつながるカードがなく事故っていました。ルカメタに手貼りして将来的にザマゼンタの障壁になるこくばバドレックスを攻撃していましたが、オーロット&ヨノワールGXのペイルムーンGXで気絶させられてしまいました。

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ルカメタがきぜつするターンにザシアンを引けたためふとうで手札を蓄え人形を前にして番を返しました。かなり危ない状況でしたが相手の山札が少ないこと、入れ替えや釣り竿が落ちていたこと、GX権とツールスクラッパーとボスが山に残っていることからLOプランをとり勝つことができました。
意識したことは最初からLOプランのために相手のリソースや入れ替え手段、ベンチの管理をしておくこと(マーシャドーがいたらうねりをあえて貼らない)、ゲンミミのケアです。
こくばバドレックスはデッキの性質上LOが狙いやすいので頭の片隅に置いておくと良いです。

5戦目 悪パーフェクション ○
相手の動きがそこまで強くなかったため勝てました。フルメタルウォールGXを意識してかエネを分散させてきたため、マニューラGXを倒してテンポをとれたのが良かったです。
どんな択をとられても倒されないように体力管理を怠らないようにしていました。

6戦目 はくばバドレックス ×
タイプ相性的には有利ですがダイランスやクイックシューター、頂きへの雪道が強力なことや他のザシアン系統のデッキとは異なりザシアンの育成に時間がかかることからそこまで有利ではないマッチです。
うねりを抱えながらフルメタルウォール下隠密ザマゼンタを押しつけることを意識しましたがプレミをしてしまい通すことができませんでした。

トナメ1戦目 こくばバドレックス ○
マホイップVMAXからかざりつけで展開してくるタイプだったのでザマゼンタを押しつけて殴り勝つプランをとることにしました。
今回はプランの都合上LOではなく先殴りを意識し、ザシアンを囮にしてザマゼンタ2匹を優先的に育成することを心がけました。マホイップVMAX+その他非VMAXアタッカー2匹をボスとマオスイを絡めて安全にとれるような盤面形成と手札管理をするように意識していました。ゲンミミのケアも忘れずにしていました。

トナメ2戦目 悪パーフェクション ×
3戦目の方と再戦でしたが上振れを引けず順当に負けてしまいました。


そこまで細かくは書きませんでしたが、大事なことは

・ゲンミミのケア
・ゲームプランの立て方
・サイド落ちの確認

以上の3点かなと思います。
ルカメタはトレーナーズの枚数が多く、ゲンミミのポルターガイストでワンパンされかねないのでミュウミュウやこくばを見たらゲンミミを警戒しましょう。
またゲームプランの立て方も重要で、どうサイドを取るのか、LOしていくのか、何から倒していくか、倒されないようにするべきかなど考えることがたくさんあります。
これに関連してサイド落ちの確認も必要です。これらはもう練習あるのみだと思いますが…

今回対戦してくださったチームの方々と運営のたみぃさんたち、チームメンバーに感謝して今回はここまでにさせていただきます。
参加者のレベルも高く運営もスムーズなのでみなさんも「たみポケ」参加しましょう!

読んでいただきありがとうございました~

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