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七十二候マラソン覚書

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四季折々の道端の草木や空模様を書き留めています。
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2021年3月の記事一覧

第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)

恋雀 囀りながら かくれんぼ 春分の日の出を探しに朝散歩。行き交う人々を警戒して飛び交い…

第九候・菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

石畳 隅でひっそり咲くスミレ 神社の境内の石畳の脇で小さなスミレが咲いていました。気付く…

第八候 桃始笑(ももはじめてさく)

霞む空 桃笑みて広がる夢 桃の花が咲き、うっすらと霞む青空に生えてほんわか。心地よい春の…

第七候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

窓越しの日差しにまどろみ春の夢 24節気 啓蟄 冬籠りの虫たちが出て来る頃になりました。 …

第六候 草木萌動(そうもくめばえいずる)

嵐にも揺るぎなく ミモザ満開 庭先の木が大きく揺れて春の嵐が駆け抜けていった。 隣家のミ…