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イキタハナシ

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コラム
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2020年8月の記事一覧

卵焼き



“卵焼き”
それは熱したフライパンにグルグル溶いた卵を少しずつ流し込み
クルクルっと巻き上げてできあがる料理

こんなシンプルな料理なのに
なぜ、あんなにもそれぞれの家庭で味が違うんだろう

この卵焼きに含まれる(と思われる)“あれ”を
解き明かしてみたいとおもう

我が家は一緒に暮らし始めた頃から変わらず
妻のふんわり優しいだし巻き卵だ

最近、僕は役所のような場所に週2日勤めるようになった

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春分、満月 新しい時代
豊かさ は 時間
豊かさ は 仲間
豊かさ は 居間
豊かさ は 隙間
個の時代から 間の時代に
固まる方向から広がる方向へ
間抜けや間違いを嬉しんでく
言葉そのものより 行間を
関係そのものより 間合を
目や耳や頭で集める情報より
肌感や匂いや“なんとなく“を大事にできる
あ、うん の時代
いうなれば
テレパティックピープルの時代ともいう
仲間との間に

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アリーって何者?

アリーって 何者?
と 時々。
答えに窮してしまう。。

アリー は アリー である 笑
(吾輩は猫であるぐらいの口調で)
私は何々である と 表明した瞬間に
相手のメモリーにある “それ”らしきものの引き出しに分類され
その引き出しを“はいわかりました”と閉じることで安心する。
まるでそれ以外の私になんか興味ないわよとばかりに。
カシャンと シャッター1枚、ある瞬間を切り取って
生の

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台風一過

ここまできたら
もうあっけらかんと
そういうとこだから
こういうことだからと
ゴクリとのみこんでくさ
大雪が毎年積もる場所で
ごきげんに暮らしを紡ぐ人がいるように
大雨が毎週降る場所で
ごきげんに暮らしを作って行くんだもの
にんげんはそうやって
自然に順応して生きてきたんやと思うし
嘆いても凹んでも日は昇りまた沈む
昨日とはうってかわって
文字通り
あっけらかんと晴れた今日、
さっさと引いた水と

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俺の切実な問題

孤独死 やだ
セルフネグレクト やだ
でも ひとりぼっちになって
誰からも 忘れられて いないことになったら
きっと そうしてしまいそう
セルフネグレクト やだ
孤独死 やだ
だから望まない孤立のない世界を
俺は俺の見えてる世界につくるべく
俺は俺のシゴトをしてるつもりになってる
苦しくて逝くより
痛がって逝くより
さみしくて逝くのが やだ 
だから。。。。
https://news.livedo

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告知事項あり

あるお家を見に行った
”告知事項あり”と図面にあるお家
その意味は多くの場合
そのお家で誰かが亡くなったということ
そこにたまたま持ち主さんがこられた
若いとても誠実そうな方だ
聞くと去年から休みの日はずっと
このお家に通って片付けをしているという
4−5ヶ月かけて実家であるこの家の荷物を全部片付けて
いろんなところを綺麗に磨いて磨いて掃除して
やっと売りに出したところだという
その方の生まれ育っ

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