水瀬いのりに笑わされて泣かされて。
先日。
水瀬いのりさんの『僕らは今』という曲を一人で聴いていた。
自室にて携帯で歌詞を見ながら聴いていたのだが、「なんか携帯揺れてる?」「家が揺れてる?」なんて思ってたら違った。
自分が泣いていただけだった。
気付かぬうちに感動して目から涙が出ていた。
なんか「遂にかぁ...」なんて一人で感慨深くなっていた。
ここまで半年弱。せいぜい4~5か月のことだけどミーハーなりに水瀬さんのことを応援していた。曲を聴くようになったのはほんと更に最近のことで、未だにすべての曲を聴くことさえできていないけど、それでも水瀬さんの歌が大好きなのだ。
その感情が表立って出てきたことに感動したし、嬉しかった。
◆
そういえば、僕が水瀬さんと出会ったのっていつなんだろう?
いつからファンなんだろうな?
その辺結構曖昧で、曖昧模糊で、あ、出ちゃった。...すいません。笑
振り返ってみてた。
とは言っても僕が水瀬さんを好きになったのは、認知したのとは別の時期だったんですよね。
だからほんとに最初に水瀬さんのことを認知したのは初めて『心が叫びたがってるんだ。』を観たとき。
ただこれもまた映画館に観に行ったわけではなく、テレビで放映していたタイミングだったので、恐らく僕が中3のときとか。2017年とかじゃないですかね。
そのときの僕は、声優はおろか、アニメにも全くの興味がなかった時期。
『ワンピース』とか『ドラえもん』とか、そういった王道のものしか観ていませんでした。
なのに、当時の自分は映画を鑑賞後、主人公である順を演じていた声優さんをネットで調べていた。証拠は現在の自分の記憶。
昔から、人と比べるとアニメにしろ実写にしろ、ドラマにしろ映画にしろ、キャスト・制作さん含めて "中の人" を知りたがる傾向にはあった。
創作物に感化されやすいこともあって、本作品に感動して主人公を演じた声優さんを調べることは自然といえば自然なことではあるんですけど、やっぱそこには少なからず水瀬さんの演技に感銘を受けていた自分がいたんですよね。
すこし昔の記憶なので若干の補正が入っている可能性はあるけど、それでもやっぱり「凄い...!」っていう感情だったり、劇中の最大の見どころの一つでもある、山の上のお城(ラブホテル)で塞ぎこんでしまっている順と、呼びに来る拓実とのシーンで、怯える演技をする水瀬さんの声色に全身がゾクっとした感覚は今でも覚えてる。
やっぱきっかけってずっと覚えているものですよ。意識しなくても自分の中に根付いている感覚。
まあ、この時の僕は数年後水瀬さんのファンになることなんて知る由もないんですけどね。笑
◆
っていう出会いの方のきっかけを経て、ファンになる大きなきっかけとなったのは『五等分の花嫁』でした。
これもまたリアルタイムで観ていたわけではなくて、∬(2期)が放送開始する1か月ほど前に観終えたので、ほんと最近です。8か月前とか。
っていうのも、先ほど言ったように今までアニメ(特に深夜アニメ)に全くと言っていいほど興味がなかった僕が、周りの影響でアニメを観始めたのがこの時期だったんですよね。
五等分を観終えたこの時はまだ『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『約束のネバーランド』の3つをようやく観終えた段階。
現在と比べるとかなりミーハーではありましたが、エンディングで流れるクレジットを見て驚き。
「ほとんど知ってる!」
花澤さん、有名! 竹達さん、なんか昔テレビで観たことある!
佐倉さん、『PSYCHO-PASS』に出てた! 水瀬さん!?水瀬さんじゃん!
見事にミーハー。
(当時、伊藤美来さんだけは知らなかったのですすみません!)
ただ、それほどまでに有名なキャストさんで構成された本作品はかなり現在の僕に大きく作用してると思います。
加えて男なんて綺麗な女性や可愛い女の子が好きですからね...笑
この時一際はっきりと僕の目に映ったのが水瀬さん。とはいっても入り口は「かわいい!」っていう単純な気持ちだったりするんですけどね。
◆
そんな感じで僕の日常に入り込んできた 声優・水瀬いのりさん。
あれこれと調べているうちに辿り着いたのが『水瀬いのり MELODY FLAG」です。毎週文化放送で放送している水瀬さんのラジオレギュラー番組ですね。
この時期、芸人、アーティスト問わず様々なラジオを聴いていた僕はすぐに飛びついて聴き始めました。YouTubeで無料でアーカイブが公式で配信されているというのがかなり大きかったですね。
聴き始めるなり割とすぐに思ったのが、
「この人、面白い...」 ということ。
もうファンなら確実に彼女の魅力として挙げるだろう要素なのがこのトークスキルなんですね。それをここで僕は初めて知るわけです。
面白い。かわいいんだけど、やっぱ面白いんです。番組の回しも上手いし。
ひとりでやっている番組なんですけど、諸々のバランスが完璧で、30分の満足感が半端ないんです。飽きないというか。
因みに僕が好きなのは、結婚を焦らせてくる祖父母への対応に困っているというリスナーからのお便りに対して、某出会い系サイトをすすめる水瀬さんです。普通に笑います。なんでそれ?っていう。笑
(23:00~)
あと、番組中で彼女の曲が毎週オンエアされるのも大きかったですね。
当番組を聴き始めた段階ではまだ彼女の曲をほとんど聞いたことがなかったので、これを通してだんだんと曲を知っていけたのは、当時ミーハーだった僕にとってはかなり有難かったのです。
◆
そしてだんだんとアーティスト・水瀬いのりさんの活動に惹き込まれていくわたくし。
それまでに、声優さんがアーティストとして出されている曲というものに殆ど造詣がなかった僕にとって、惹き込まれていった最大の魅力は、水瀬さんの曲の聴きやすさにあったなって思います。
水瀬さんの曲ってポップスに大別されると思うんですけど、なんというか、多分そのポップスの中でもかなりど真ん中というか、耳なじみがよく、覚えやすいフレーズが多いなって思うんです。
今は昔、水瀬さんの曲を色々聴こうと思ってシャッフル再生で流していた数か月前の僕のツイートに、「いのりんの曲ってなんでこんなトラックから優勝してんの?」ってのがあるくらいです。笑
声優×アーティストに限らず、アーティストを本業にしている人という意味でのアーティストを含めても、これだけアレンジメントにキャッチ―さが際立ったものは中々ないと思います。ほんとに。
加えて水瀬さんの曲、ストリングスアレンジも結構多いんですよね。
強い...強すぎる.....。
語彙力がオタク化しているようですが、
"綺麗"。
多分、水瀬さんの曲を表現するのに一番当てはまる言葉なんじゃないかなって思います。
ファンの方はもちろん、あまり知らない方でも観ていただければ分かると思うんですけど、曲の良さを更に生かしている要素として、水瀬さん、歌が非っ常にお上手。
「本当に声優ですか?」
って言いたくなるくらいの歌唱力なんですよねほんと。
過大評価でも何でもないです。証拠は自分がアーティスト・水瀬いのりさんを好きになったこと。
技術的な面で言っても、音程を外すことはまず滅多にないというか、泣いているとき以外、記憶の限りでは聴いて分かる程度の外し方は最近のものでは聴いたことがないといっても過言ではないくらいです。
また、非常に水瀬さん音域が広い。『Starlight Museum』もそうなんですけど、Aメロではかなり低音が際立つんですけど、曲はロングトーンの高音で終わりを迎えます。更に、曲のクライマックスでは、オケ(伴奏)の音数も減ることもあり、全体的にかなりボーカルの歌唱力に委ねられるような構成になっているのでほんと流石としか言いようがないです...。
さあ随分と語ってまいりましたが、当方これだけハマっております。笑『Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes』も無事買わせていただいています。
◆
さて、9月からは『HELLO HORIZON』のツアーも始まりますね。
(......行きたかった。)
僕は家から呪いの念でも送ってやりますよ、はいはい。
嘘です。
行かれる方は精一杯楽しんできてくださいね。笑
それでは今回はこの辺で。また見てくださいねー
おやすみなせ~
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