妊婦でも配偶者でもないけど妊婦検診に行っている話③(初!付き添い編)

シリーズ3本目です。
順番にお読みいただいたほうが分かりやすいかと思います。

1)付き添う経緯編
https://note.com/alicetabiashi/n/nd1c8c756b0b3

2)付き添い前ドキドキなぞなぞ編
https://note.com/alicetabiashi/n/nf968a70ac653

★母なる友人(本人)ぴやまによるブログはこちら💐
https://ameblo.jp/piyama01/entry-12636864663.html
社会的妊娠(かのじょの造語)とはなんぞや?!ということも書かれてます📝

*****
そしてついに検診の日が!
病院(というかクリニック的な規模感かな)の受付では特に、私が何者なのかは問われなかった。

待合室にいる他の人たちは、一人で来ている人ばかりのように見えた。

待っている間お腹に手を当てさせてもらった。(ありがとう😊)

その時はレミさんは動いていなかったけれど、お腹はすごくあたたかかった。

※赤ちゃんは令和3年に生まれる予定で、令和のレと3をとって、今のところ"レミさん"と呼ばれている。

順番が来て、看護師さんに、「そこでお待ちくださいね〜」と言われ、母たる友人ぴやまが診察室の中へ入るのを見送る。

"ここまでついてきたけど、もしかして診察室の中には入れないのか?!😱"と、若干のがっかりがよぎる。

血圧を測ってエコーの準備ができたっぽいところで呼ばれた。
呼ばれてよかった〜!

先生や看護師さんにも、特に私が何者かは聞かれなかったが、先に友人が中で聞かれていたらしい。
「姉妹ですか?親戚ですか?」という感じで聞かれたようだ。
まぁ血縁者を想定するんやろうなとは思ったけど、やはりそうか。

レミさんの頭は、想像していたより、
既にめっちゃ大きくて、
指先が見えたり、足を動かしたりしてるの見ると、
おーーー!と感動した(←ボキャブラリー…)

と同時に、もしこれが自分のお腹の中だったら、もっと違う次元の感動があるのかな、、?
と冷静に考えたりもした。

先生がくるくる回して、いろんな角度から見せてくれたが、立体感覚を把握するのが全然追いつかなかった。
体の部位のサイズをはかることができていて、マシンの性能にびっくりした。

22週目ということで、両足の間に男の子の印があるのかないのか、という点を先生が何回か見せようとしてくれたが、
我々にとって実はそこは重要ではないと思っている。
生物学的な性別は見えてくる時期なんやろうけど、性自認は生まれ育つ中で、自分で決めるものだろう。
特にそれを先生にわざわざ言うことはなかったけど。

高血圧は胎盤に良くない?(うろ覚え)とか、妊娠中の母自身の身体的・精神的な健康状況が赤ちゃんに影響するとか、鉄分とカルシウムをよく摂ってとか、
矢継ぎ早に先生がいろんなことを言っていて、これ私が妊婦で一人で聞いてたら全然覚えられへんわ、とか、なんかプレッシャーで心配になりそう、と思った…
ぴやまはすごい冷静に聞いているように見えた。

先生も看護師さんも、私に対して、ただそこにいる同伴者、という感じでニュートラルに接してくれて、その距離感は悪くない、ありがとう、と感じた。

そしてやはり、そもそも、今の状況の中で同伴を許可してくれていること自体にとっても感謝。🙏

ということで、初めての付き添いは終了。
お母さんやお父さんも、最初から、母・父なのではなくって、だんだんそうなっていく、というようなことも聞くけれど、
私はこれから何を思い感じていくのか、未知。

里親や児童養護施設の方が"家庭的"とは何なのか?について、

どのような要素を重視しているのか、

定義することについてどう感じているのか?という論文も最近読んだのだが、
家族はますます多様化していくし、
やっぱり無理に定義しなくていいのかなと思う。

ただシンプルに、母になっていってる友人、レミさん、周りの仲間達と一緒に、楽しく冒険していけたらいいなと思っている、現在、なのです。

(多分続く)

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