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2.クローン技術をはじめとする一連の技術の説明2.1基礎となるクローン羊を産みだした細胞核移植技術(+エッセイの勉強)

 クローン羊ドリーを生み出したのはロスリン研究所のウィルムット博士の研究チームである。日本ではクローン牛が多く生まれたが、来日した際、羊にしたのは費用の面からであると言っていた。ジョークのつもりかどうかはわからないが、羊の乳に特別な成分を出させるために研究していたため、同じ質の肉や牛乳を作るという日本での牛に応用したクローン技術の運用の仕方とは少々違う。
 ドリーに使用されたのは6才の成体羊の乳腺細胞であった。分化した細胞に全機能性を持たすために初期化と呼ばれる化学処理(血清飢餓培養)を行って核移植が行われた。核移植と書くと細胞核だけを移植すると勘違いされる。しかしドリーの技術は細胞ごと移植する。受け皿となる未受精分化細胞の核をを抜き、遺伝子操作した細胞をまるごと移植するのである。
 そして、クローン同士は全てが同じかという問題が懸案であったが完全なコピーはできない。体を形作っている全ての細胞の遺伝子は全て同じではない。また、移植は細胞ごと行われるために細胞質も移植される。細胞質にはミトコンドリアという小器官があり、この中にもDNA(遺伝子)が存在するが、これは未受精卵のミトコンドリアDNAに置き換えられる。クローンされるのは核内の遺伝情報にすぎず、ミトコンドリアDNAは未受精卵に由来することとなる。
 しかし、人間の女性が自分の体細胞を自分の卵子に移植した場合は、遺伝子的に全く同じクローンができ上がる可能性は高い。もっともこの場合、男性は誕生しない。また、遺伝子の生物の表現型への関与は30パーセント程度である。大部分が外的環境に影響されると予想されている。一卵性双生児の性格が違ってくるのもそのためである。「一卵性双生児の人格特性は50パーセントの相関を示している。対照的に、二卵性双生児では25パーセントの相関であり、双子以外の兄弟では11パーセント、他人の間ではほとんどゼロに近い」。 このドリーは277分の1で生まれたため 、に本当にクローンなのかと疑問の声も大きかったがドリーはもう生存せず、今は博物館で静かに眠っている。


【エッセイの勉強】
※野球をつけながら諸事を片付けています。あと新連載部分になる訳ありを載せてあとはどうするか。照葉か星かはたまた訳ありつづきか。うーん。打たれ始めている。六回の暴投か。鬼門の六回。立ち上がりはいいんだけどね。大竹さん。輝さんがいないので力も入らない。と、でもなぜか野球はつけてしまいます。うーん。血統測定がでた。することがおおいー。俳句やらせてー。まだ兼題写真を全く見ていない。一年分払ったのに。続きはまだ今読んでいる本を終わって歴史進学の本が読めたら、です。ES細胞もiPS細胞も作成方法をみてない。それは別の化学本からだし。今生物学でとまってます。それよんで歴史神学で、無神論者の本読んで~ってと積読状態。俳句もすすまないー。その前に受験勉強が~~~~~。母はいまさら手に職もってもといわれてますが、受かって登録して研修受ければどこの登録販売でも通用する。チャンスなんです。でも漢検諦められないー。あと10点。書き取りをしっかりと。克服すべきところは知ってる。忙しすぎる。仕事も増えそうだし。できるだけ、ここに戻ってきます。

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