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【長編連載小説】ロマンス・ファンタジー小説:気づいたら自分の小説の中で訳あり姫君になっていました~ごくごく簡単なあらすじ~

あるとき、瀬莉はゼルマという自分の書いた小説の姫君になり、舞踏会にいた。お目当ての王子は隣国の姫とおどってばかり。主張するが見向きもされない。つんつんと肩を叩く人間を見ればへたれの王子だった。異国の王子の上手に踊れば王子の目に適うかもしれないよ、というささやきに乗り、ダンスを踊る。何度踊っても王子はなびかない。そんな中、父親が毒殺されかかった。命は異国の王子、ウルガー王太子の適切な処置で助かった。

次の朝、仕事を引き継ごうとゼルマが書斎に行くと、借金の証文ばかりでてくる。途方に暮れていると滞在していたウルガーがお嫁になってくれれば帳消しにして上げる、と言う。ゼルマに選択肢はなかった。

こうして借金のカタに嫁ぐ、訳あり姫となった。異国に渡ってもお手つき姫という訳ありの噂がついて回り、清い仲にもかかわらずゼルマは不名誉な訳あり姫にもなってしまったのだった。

異国へ渡り、とんでもない事件ばかり押し寄せてくる。この世界は無意識の反映で意識の世界に上がればまた元の世界に戻れるという。ゼルマも一度、意識の世界に戻った。だが、そこには大好きなウルガーはいなかった。瀬莉であることをすて、ゼルマとして降下現象という無意識の世界に降りていく瀬莉。そこで再びウルガーの元へ戻ることができた。この世界には物語師という無意識から人生の物語を紡ぐ一族がおり、ゼルマはその長たる資格を持っていた。貴族の生まれだと思っていたゼルマは治療のかいなくなくなった父の手紙により預けられた物語師の子であることがわかる。ウルガーも母の王妃が血をひいており、ウルガーもまた長たる資格を持っていた。二人はなにがなんでも結婚して仲違いしている物語師達とは違う、新しい物語師の系譜を作ろうと将来を誓い合う。

そんな中でもゼルマの命を狙うモノが大挙したり、養子元の姉が誘拐されたり、と息つく間もなく事件に巻き込まれる。早く結婚して子供をという二人の思惑とは別に今度は夢の木の話が飛び込んできたのだった。一難去ってまた一難。婚礼の日は来るのか、二人は途方に暮れていたのであった。


あとがき
夢の木の話もどうだったか忘れてます。何を喰われたのだったか。そして準主役級に上がってきたマリーベル姫。どうなるでしょうか。ゼルマはひっぱりだこ。あっち行きこっち行きなのでウルガーとデートもできないというかわいそうな女の子なのです。せっかく戻ってきたのにね。降下現象というのはユング心理学の中に見られる用語でユング心理学の無意識と意識をテーマに扱っています。まぁ、専門家ではないため、間違ったこともそれらしく書いちゃってますがそれはご愛敬。お許しくださいませ。現在風邪にて正常運転できません。これ投稿して、ゆっくりします。でも、仕事なんだなー。不眠の副作用が出てこまってます。もともと不眠なのに副作用に不眠……。風邪薬ヤスモがよかったか。ま。一日で治りそうなので鬼の霍乱ぐらいでしょう。喉が痛い以外は頭だけ。頭痛が困りますね。眠くなりたい。さて、さっさと投稿して寝ます。

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橘優月/切り替え完了/
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