グーグルフライツは、鉄道検索にも


これは、2018年8月に、書いたものである。

グーグルフライツを開いて、出発地の欄にロンドンと入力すると、候補一覧のなかに、セントパンクラス駅が出てくるので、到着地にパリ北駅を選ぶと、ユーロスターが表示された。

ユーロスターのサイトで調べた結果を、再び掲げる。スタンダード料金。

乗車時刻による、価格差

往路 9月4日

ロンドンからパリ、41ユーロから125ユーロ

復路 9月6日

パリからロンドン、51.50ユーロから125ユーロ

往路 9月4日

パリからロンドン、79ユーロから124ユーロ

復路 9月6日

ロンドンからパリ、65ユーロから164ユーロ

では、グーグルフライツを使うことにしよう。ロンドン発パリ往復の最安値は91ユーロ。2日前にユーロスターのサイトで調べた結果よりも1.50ユーロだけ安くなった。

パリ発ロンドン往復の最安値は110ユーロ、こちらは2日前よりも34ユーロも安くなってるのに驚く。

それでも、やはりロンドン発のほうが、19ユーロも安い。

航空券予約のときは、金額の横にある、赤い選択ボタンをクリックすると、グーグルフライツから航空会社のサイトへ移る。そして、住所氏名を記入する画面が表示される。

しかし、グーグルフライツからユーロスターのサイトへ移ると、再び出発地と到着地、また出発日と到着日を選ぶ画面が出てきた。

利用者に二度手間をかけさせないよう、ユーロスターはサービスを改めるべきであろう。予約のときに、顧客に逃げられる恐れがあるのではないか。

前述のとおり、乗車時刻によって、スタンダード料金は最安値と最高値の間に3倍以上の開きがあるが、始発から終電までビジネスプレミアは、310ユーロの均一料金である。1ユーロ126円なら3万9060円。

英仏海峡を渡るのに、片道4万近くを払えば、どんなサービスを受けられるのかというと・・・

大きな荷物は3個まで持ち込める。利用する電車を変えても、手数料はただ。キャンセル料もただ。出発時刻の10分前に乗車すればよい。スタンダードとスタンダードプレミアでは、少なくとも45分前に駅に到着する必要がある。

一流のシェフが用意した食事が出る。飲み物も、ソフトドリンクからアルコール、ワイン、コーヒー、紅茶、シャンパンまで楽しめる。

トリップアドバイザーに寄せられたメールによると、料理は値段の割に、ぱっとしないので、スタンダード料金にして、乗車前にサンドイッチと飲み物を買うことを薦めている。

あと、列車の座席が広く、専用の待合室があり、到着駅でタクシーを手配してもらえる。

それに、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすれば、無料で映画が楽しめる。画面が小さくて、とても満喫できるとは思えないが。

ユーロスターのサイトで面白いと思ったのは、£(ポンド)は、数字の前につけて、€(ユーロ)は数字のあとにつける。£100、100€というように。

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