限られた時間のなかで

わたしたちの人生は長いようで短い。

人生100年時代とは言うものの、今日生まれた子も、きっと半数は100歳を迎えることはないだろう。

今日で2019年の上半期が終わる。多分ほとんどのひとが「あっという間だったなぁ」と思っていることだろう。

そう、時間というのはあっという間に過ぎ去って行くのだ。しかも歳を重ねれば重ねるほど時間の経過は早くなるらしく、今以上に恐ろしいスピードで時間は失われていく。

そんな限られた時間をどう使うべきか、というのは人類の永遠のテーマなのではないかと思っている。


わたしは寝ることが大好きだ。
他人から見たら「1日の1/3を寝て過ごすなんてもったいない」と思うかもしれない。でもわたしは寝ることが好きだし、とても幸せを感じるから、それをもったいないと思ったことは1度たりともない。

だから、大半の人間の人生の過ごし方に「あー、もったいないな」と思うことはない。「やー、だらだらと家で過ごしたら1日終わっちゃったね〜」という旦那の顔も、言葉とは裏腹にちょっと満足気だ。

ただ唯一、これはもったいないと思う生き方がある。


嫌いなものに、時間と労力を割くことだ。


誰だって好き嫌いはあるし、嫌いなものを叩くことが大好きで幸せだと言うのなら別に止めはしない。どう過ごそうとその人の勝手だ。

しかし、嫌いなものを叩くことより好きなことがあるのなら、そっちに時間と労力を割いたらいいんじゃないの?とお節介ながら思うのだ。


人生は意外と短い。
あまりにも当たり前に明日が来るもんだから忘れているけれど、誰1人として明日を迎えられる保証はないのだ。

その上でこの瞬間どう過ごすべきか、もう1度自分のことを見つめ直したいと思う。

#エッセイ #コラム

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