水色とピンク

 バタバタ忙しい日々が続いてます。昨日寝る前、目をつぶってぼんやり考えていたことが自分的には新しかったので、ちょっとメモ書きとして記そうと思う。
 政治の政党についてとかのお話。わたしがそういう話をするのはここ最近になってからなんだけど、今年はアメリカでも選挙があって、選挙自体が終わった現在もまだ結果がわからないという混沌とした状況になってしまっているのも含め、改めて、右と左ってなんだろう?って思ったわけ。よく左はリベラル、右は保守って聞くけど、大体リベラルって何?と思って辞書を引くと、政治的に穏健な革新を目指す立場を取るさま。本来は個人の自由を重んじる思想全般の意だが、主に1980年代のアメリカ、レーガン政権以降は、保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉を肩に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。自由主義的。と、ある。そして、よく極左と共産党が同じみたいにも扱われてる。全然違うよね?
 なので、もう右と左だけじゃなくて、右左上下っていうもう二つ加えたらどうかなぁと思うんだよね。というのも、わたしは心は左と思ってるけれど、国を守りたりという保守な精神もある。だって、やっぱり自国を誇れるって気持ち、愛国は大事だと思う。それは、別に自己陶酔主義みたいのではなくて、我が国ではこういう部分がいい、他の国ではこういうのもあるんだ、すごいな、って認め合って向上していくっていう風に、良い意味での愛国心。けなしあうのではなくて、他国の素晴らしさを認め合って分かち合っていくような、そういう意味で保守であることっていいと思う。
 左と言われてる政党の演説と、右と言われている政党の意見、これがほとんど同じなのがまた不思議。共通点は両方とも本気で国を守らねば!助けなきゃ!なんとかしなきゃ!っていう根底。これが右と左で分かれてるから選ばなきゃいけないというわたしたち有権者は困るんです。なので、この本気組は上として、今や権力で腐敗し切って理念そもそもが嘘だらけの共産党は、左ではなく下としてはいかがでしょうか。というのがわたしの左右上下な政治派閥枠組み案。

 元々は政治なんてなくても成り立つ世の中であるのが理想ですよね。学校の校則みたいに決まってて、変える必要がないくらい洗礼されていれば、本当にアレコレ論争しないで生きていける理想的な未来社会になれると思う。でも、人間は多種多様で、あんなに分厚い法律の内容でもすり抜けてしまう、要するに法律にもたくさん隙間があるってことだよね。だからこそ政治家が必要で、お手伝いしてくれている。まさにクリスマスフェアリーがサンタクロースのお仕事をお手伝いしてるイメージのはずなのに!クリスマスフェアリーたちはみんなずる賢いもんだから、手抜きしたり、自分が好きなプレゼントを盗み隠してしまったりするんです。
 サンタクロースは比喩で、国民のこと。お人好しでクリスマスフェアリーが悪いことしないって信じてる部分が多い(テレビの報道しか見てないと、お人好しサンタの出来上がり)んで、盗まれ放題。で、その運悪く盗まれたプレゼントをもらった子供たちはどうなっちゃうの?どうにもならないんです。という現状。こんなじゃダメですよね。とりあえず報道の自由くらいは守ってもらいたい。規制もなし。いいたいこと言えない世の中というのはダメです。それじゃ、今の共産主義ですよ?(ロシアと中国ってそうなってるでしょう?)

 さて、それ以外でまるっきり別のはなし。小さい頃の事とか、思い出さないとどんどん記憶が消去されていってるなぁと感じる昨今、中年期真っ只中だなぁと思う反面、ふっと思い出すと以前は考えなかった事とか関連づけしたりしてる。例えば小さい頃、淡い水色のものが好きだったなぁというのを、長年仲良くしてる友達がプレゼントしてくれた布の色がまさにその色だった事。その友達はわたしがその水色の服を着ることもなければ、身の回りのもの(鉛筆入れとか旅行鞄とか)でも持ってないっていうのを知っているのに選ぶって、どうしてなんだろう?
 でも、わたしもその友達にプレゼントするとき、どういうわけかピンク色の印象があるんだよね。その子はピンクの色の洋服なんて着ないし、やっぱり身の回りのものにも持ってないと思う。そこで連想したのが、その小さい頃の好んでいた色。わたしたちの小さい頃は、女の子はやわらかいピンク色ってのが定番のものとして、サンリオの小物屋さんとかに並んでたんだけど、その中に薄水色のグッズもあったんだよね。わたしはどうもピンクが苦手で、でも、その水色には心奪われた。同い年の長年の友達には、この幾つになっても心の底に残る、少女心が読み取れるのかなぁと思ってしまう。だとしたら、その友達はわたしが水色に惹かれたように、ピンクのものに心がお花畑になる気分だったのかなぁって思うのである。

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