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自分を愛せば他者から愛される。女性の在り方は幾何学的探求から始まる。

リベラルアーツという言葉があるのはご存知だろうか。そして、その中でも、リベラルアーツをきちんと解釈している人は、どのくらいいるのだろう。

リベラルアーツとは、奴隷にならないための自由科と翻訳されるが、さて、それでは、この意味は一体何なのだろう。そして、その意図はなんなのだろうか。

1.人は人に愛され、愛すことを覚えて人たらしめていく。

つまり思いやりを知ることで愛を覚える。繋がりたいという根源的な欲求に忠実に人として成長していくのだ。けれど、そんな純粋なエネルギーが充満する中、どこかで歪んでいく時代がある。それが日本の教育や人間関係の在り方である。あまりにも整理され、段階的構造になったそれが、私たちが成長したいと願う大切な過程の中で、多様な個性を消滅させるような構造があり、様々な弊害を生んでいる。

リベラルアーツとは、一つのものから生まれる根源的欲求を叶えるため、探究をベースに自分を知り、赦し、愛し、受容して、社会とのバランスを取り入れながらも自己表現する術を身につけていくための素晴らしい考え方である。

にも関わらず、未だに日本では、年齢期別に定義づけられた教育の在り方や文系と理系を別にしてしまう教育の在り方から、根本的な改善なしにリベラルアーツ教育を取り入れている大学をよくみるが、その在り方では、リベラルアーツの本質は取り入れられないため、一つの根源的欲求からの探究はどこかで制限され、限界が見えて発展しない仕組みとなったままになっているのだ。

2.例えば

数字の概念は、アートや音楽から取り入れて学んだ方が遥かに楽しくて構造的に理解しやすいかもしれないし、結果から答えを導く数学の在り方やサステナブルという観点から導き出す数字の在り方から探求する方が遥かに歴史や構造、仕組みなどもあいまって理解が深まるはずなのである。そして、もっと大切なのは、それらを時代の価値観に合わせて学び、実行して自身の価値観を変化させる事こそが、とても重要な探究の一つだと考える。

ぶつ切りで理解するほど、困難なものはない。ストーリーにして関連付ける癖を付けた方が、遥かに楽しく広い視野と高い視座が養われ、サステナブルにイマジネーションが働くし、クリエイティブな能力が発達すると思われるのだ。

つまり、人を愛すことは、自分を愛すということであり、自分を愛せるから、同じ分量だけ人を愛せるのだ。あなたが探求した分だけ未来は明るく、あなたの未来が明るいのは、あなたの探求、努力によって成り立っているというシンプルな構造が出来ている。

だから、多くの失敗を経験するよりも、多くのハッピーを沢山体験する方が、自分への愛が深まり、他者への感謝が溢れて幸せになる。そのあなたのエネルギーが世界を創り、またあなたに恩恵として返ってくるのだから。

3.好きな人のアラが見える時、それはあなたの中にもある

時に大好きな人が現れるが、いつの間にか嫌なところが目について失望していく。それは、自分の内側にも起こっており、その嫌な部分があなたの中にもあると認め赦し愛せていないからに他ならず、他者のその部分を赦せず、改善を求めてしまう癖をやめられないのだ。

つまり、あなたはその苦しいエゴのループから抜けられない。ではどうすればいいのか。それは、あなたの中にも同じようなものがあると認め、赦した途端、あなたが知らずにやってしまう他者否定という優越感の呪いから逃れ、そのエゴを終焉させていくことができるに違いないろう。

つまり、リベラルアーツとは、社会に向けて、あなたが「I am」を表現するためにとても重要な知識であり、「I balance」をリアルに実現するための探求に必要なマストツールなのである。

4.ユング心理学と私のシャドー

ユング心理学の中のアニムス・アニマに向き合い、それは他者でなく、私であると認識した途端、絡まった意図が容易に解ける糸口がきっと見つかる。

そのキーマンが、土星(パーソナル天体)とトランスサタニアンの間の深淵にあるキロンであり、そのキロンが傷ついたままだとそのキロンが磨りガラス状になっていて、トランスサタニアン(潜在意識)のメッセージを受け取りにくく、対話できないで生きていくことになるのだ。傷ついたキロンを癒して才能に変容していれば、50歳目前にやってくるキロンリターンであなたは必ず破壊的イノベーションを起すことは間違いない。

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#先ずは自分に共鳴する
#それから他者と共鳴する
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