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PowerApps塾vol.8 カレンダーを作ろう③

こんにちは。aliceです。


AkiraさんのPowerApps塾8回目です。

前回のnoteはこちら


前回はこんなカレンダーを作成しました。


今回は、このカレンダーをバージョンアップさせます!

月を選択するアイコン(<、>)と、選んだ日付に○が入るようにします。
だいぶ使い勝手がよくなりますね。

それでは、やっていきましょう。


変数を設定する


まずは、ViewScreenのOnVisible プロパティに変数を宣言します。
ViewScreenを表示したときは今日の日付になるようにします。

OnVisibleUpdateContext({locCalendarDay:Today()}) 



変数を設定したので、他で使われてるToday()も変数に書き換えましょう。


galCarendar の中で使われている「Today()」を「locCarendarDay」に置換します。


「検索して置換」を選択すると、一括で置換できるようになるので便利です。


置換できました。


アイコンを追加する


次に、月を選択するアイコンを追加します。
カレンダーのここの部分です。

これで月を選べますね😊


アイコンを設定してOnSelectプロパティに次のとおり設定します。

左側のアイコン(<)

OnSelect=UpdateContext({locCarendarDay : DateAdd(locCarendarDay,-1,Months) }) 


右側のアイコン(>)

OnSelect=UpdateContext({locCarendarDay : DateAdd(locCarendarDay,1,Months) })

いい感じに設置できました。


選択した日に○を付ける


今のままでは、どの日を選んでいるかパッとわかりませんよね。

ということで次は、どの日を選んでいるかわかるように選んだ日に○を付けていきます。

これだとすぐに9月25日を選択しているというのがわかります。


オーサリングメニューの図形から円を挿入します。

円がいっぱい挿入されてびっくりします。


挿入した円のプロパティを次のとおり設定します。

背景色:透明
罫線の太さ:5
罫線の色:オレンジ


見やすくなりました😊


最後にVisibleプロパティをThisItem.IsSelectedにして、選択している箇所のみ〇印が出るようにします。

Visible = ThisItem.IsSelected


IsSelected構文は自分が選択されているかを確認するときに使います。
選択されているとき: True
選択されていないとき:False  で返します。

アイコンも設置できました!


ラベルを変更する


最後にカレンダーのラベルを今日の月が表示されるように変更します。

ラベルのTextプロパティを次のとおり変更します。

Text = Text(locCalendarDay,"yyyy 年 m ⽉")


これで、いつでも今日の月が表示されるようになりました。


カレンダーはこれで終了です。

さくさくできるようになると簡単なのでしょうが、難しいです🥲
何事も復習が大事ですね。

つづく。


参考


たぐさんのnote


ちっぴさんのnote


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