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「アメリカはソビエト連邦のようになってしまった」 - ラリー・ジョンソン

私は一人の観客として、賢明な人々の議論を見守る機会を楽しんでいます。現在私たちは過渡期にあり、14世紀半ば、15世紀に始まった植民地帝国の終末を目の当たりにしています。
この変遷は多くの死と破壊を伴っています。
私はスコット・リッター、レイ・マクガバン、ダグ・マクレガー、フィル・ジラルディといったアメリカの同僚たちと共に、はっきりとした意見を表明してきました。私たちは少数派ですが、変化を求める声をあげています。
かつてアメリカのメディアは、反対意見が許容され、代替案を提示することが可能な時代がありましたが、現在ではそうではありません。冷戦時代、いわゆる良き時代、あるいは悪しき時代を経験し、アメリカが道徳的優位性を主張し、真実を伝えない「プラウダ」という組織を持つソ連を批判していたことを覚えています。しかし、私はアメリカがそのような体制、情報の流れを制限し、高齢者によって支配される政府になってしまったのを目の当たりにしました。
今、アメリカは言論の自由を無視し、政治的な反対者を迫害し、投獄します。ナワリヌイの死に悲しみを表明した西側の政治家たちが、ウクライナ当局によって命を落としたゴンサロ・リラや、ジュリアン・アサンジについて沈黙を守ることに、深い憤りを感じています。
そして、エドワード・スノーデンに安全な避難場所を提供したロシアに感謝する日々を送っています。彼が議会に訴えるべきだったと主張する同国人もいますが、彼は既に試み、他の告発者たちが直面した運命を目の当たりにして来たのです。
この集いに参加できたことを光栄に思い、これからも貢献を続けていきたいと考えています。この様に皆様の前に立てることは大変な名誉です。
ありがとうございました。

翻訳:林田一博
https://www.geopolitika.ru/ja/article/amerikahasobietolian-bang-noyouninatutesimatuta

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