【基礎】 ALEX AMM セルフトークンリスティングガイド
許可不要の流動性プールに移行するファーストステップ
Stacksコミュニティの急速な成長に伴い、コミュニティトークンの数が増加したことから、ALEXチームではプロセスの自動化を図る必要が生じました。
そこで、トークンをALEX AMM DEXにリストさせるためのセルフサービスリスティングページを立ち上げました。
本ガイドではALEXセルフサービスページにアクセスしてトークン情報を入力し、流動性プールを作成する手順を説明します。
トークンをリストする方法
セルフサービスのリスティングは以下のページにて利用可能です。
またはALEXの 「Pool」ページの上部にある「CREATE LIQUIDITY POOL」ボタンからアクセス可能です。
STEP 1:コントラクトアドレスを入力
トークンのコントラクトアドレスを入力します(例: SP3K…R9.token-alex)。
「Next」 ボタンをクリックします。
STEP 2:流動性を預け入れる
提出されたトークン情報を確認し、誤りがあればトークンのメタデータをアップデートしてください
AMM流動性プールの相手トークンを選択します(例えば、STX-ALEXペアの場合、STXがtoken-x,、ALEXがtoken-yとなります)。
各トークンの初期流動性を入力します。token-xの最小流動性量(0.1 aBTC、1,800 STX、10,000 ALEX)に注意が必要です。
提出後、token-xの初期流動性(例:$STX)は、プール作成が成功すればプールに注入され、失敗した場合には返金されるため、一時的にスマートコントラクトに預け入れられます。プール作成時にはtoken-x(例:ALEX)の初期流動性も必要です。
STEP 3:プール設定パラメータを確認
「交換レート」 を確認します。これは初期流動性から決定され、プールの初期価格となります。
「Edit」 アイコンをクリックし、以下のパラメータを調整できます。
fee-rate-x: token-xをtoken-yにスワップする手数料
fee-rate-y: token-yをtoken-xにスワップする手数料
max-in-ratio: スワップされる最大トークン量(流動性の%)
max-out ratio:スワップでもらえる最大トークン量(流動性の%)
threshold-x:スリッページ発生のトリガー量(token-x)
threshold-y:同上(token-x)
start-block:プールからスワップが可能となるブロック番号(将来の任意のブロックを指定可能、デフォルトは即時)
STEP 4:提出
プール情報を確認し、Submitボタンをクリックしてリスティングプロセスを開始します。
STEP 5:提出状況を確認し、プール作成を完了する
同ページで進行状況を確認できます。
2つのテストがあり、(1) トークン契約がSIP-10標準に準拠しているか、(2) 不適切コンテンツがないか確認されます。
「Ready」と表示されたら、「Finalize」ボタンをクリックし、token-yの初期流動性を注入してプール作成を完了します。 最終的にLPトークンがウォレットから送金されます。
セルフサービスリストのトークンには、当該のインフォグラフィックが表示され、ALEXユーザーにセルフサービスリスティングによるプールであることを知らせます。
進行状況は常に同じページで確認できます。または、「Pool」ページでも確認が可能です。
新しいプールは通常、最終トランザクションの確認ブロック付近でALEX AMM上での取引がスタートします。
何かサポートが必要な場合は、いつでもALEX Discordのコミュニティ管理者までお問い合わせください。
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ALEXについて
2021年に旧Goldman Sachs、Morgan Stanley、J.P.Morganの業界ベテランによって設立されたALEXは、ビットコイン上のDeFiの先駆者です。このプラットフォームは、ビットコイン上で分散型かつ安全な取引を可能にし、Layer-2のスマートコントラクト機能を活用することで、DEXやローンチパッドなど幅広いDeFiアプリケーションを提供します。さらにALEXは、ブリッジやオラクルなどの重要なインフラの開発、ビットコイン上で発行される多様な資産の範囲を広げることで、ビットコイン上の完全な金融レイヤーを目指しています。ビットコイン上でDeFiを直接探求したい人々に最適なプラットフォームといえるでしょう。
ビットコインスペース内の主導的DeFiプラットフォームとして知られるALEXは、TVLにおけるリーダーシップを確立しています。基本的な提供物を超えて、ALEXはビットコイン全体で戦略的に流動性を集約し、Layer-1メタプロトコルと新興のLayer-2ソリューションの両方を活用しています。このアプローチは、ビットコインDeFiのアクセシビリティと機能性を高め、ALEXがより相互接続され効率的なブロックチェーン・エコシステムの進化に取り組んでいることを示しています。
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