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【教育】理学療法コース2024年研修旅行:待望の復活 ~A Two-Day Journey of Student Growth and Bonding~

 2024年9月27日から28日にかけて、1・2年生による待望の研修旅行が開催されました。この研修旅行は、コロナ禍の影響で4年間中止されていたため、参加した学生にとっては初めての経験となり、期待と興奮に満ちた特別なイベントでした。実行委員として1・2年生が協力し、旅行の計画や運営に主体的に関わったことで、研修旅行は単なる学びの場を超え、学生たちの自己成長や協調性を深める機会となりました。
 
 今回の研修旅行には約50名の学生が参加し、場所は大分県玖珠郡九重町にある泉水キャンプ村で行われました。

 初日は、大学での特別講義からスタートしました。講師としてお迎えしたのは、スポーツ理学療法分野で活躍されている大分大学付属病院所属の原田拓也先生です。原田先生の講演は「スポーツ理学療法」についてで、特にスポーツ領域への就職を希望している学生にとっては非常に貴重な内容でした。普段は活気溢れる学生たちも、真剣な面持ちで講義に耳を傾け、理学療法士としての今後のキャリアを考える良いきっかけとなりました。講義の中では、最新の研究成果や実際の治療事例なども紹介され、学生たちはいつも以上に集中して学ぶ姿が印象的でした。

講義の様子

 講義の後、バスで泉水キャンプ村に向かい、学生たちは自然豊かなキャンプ場でのレクリエーションを楽しむ時間が待っていました。
 実行委員が心を込めて企画したレクリエーションは大盛況で、逃走中や水鉄砲ゲーム、キックベースなど、学生同士が一緒に汗を流しながら協力するゲームが盛りだくさんでした。これらの活動を通じて、普段は講義や実習で忙しい学生たちも、自然の中で思い切り体を動かし、心からリフレッシュできました。
 特に「逃走中」のゲームでは、学生たちは戦略を立てながら必死に逃げ回り、全員が参加できる形で大いに盛り上がりました。また、水鉄砲ゲームでは、子供のように無邪気に楽しむ姿が見られ、笑い声が絶えない時間が続きました。キックベースはチーム戦で行われ、普段はあまり接点がない学年の違う学生同士でも、自然と連携して勝利を目指す姿が見られ、学年の垣根を越えた友情が育まれました。

バスで出発!!
泉水キャンプ場に到着
「水鉄砲レクリエーション」
「キックベース」

 夜には花火をしながら、学生たちはお互いの経験やこれからの目標について語り合いました。普段は話す機会が少ない上級生や下級生同士が交流することで、新たな人間関係が築かれただけでなく、理学療法士としての未来に向けた熱い思いも共有されました。このような非日常的な環境での対話は、日常の学校生活では得られない貴重な時間であり、学生たちの心に深く刻まれたことでしょう。

みんなで夕食
仕上げは花火で

 翌朝は、泉水キャンプ村の清々しい空気の中、朝の運動やストレッチを行い、心身ともにリフレッシュした状態でのスタートとなりました。学生たちは最後の時間まで全力で楽しみ、研修旅行の全体を通じて多くの学びと笑顔を得ることができました。

充実した2日間でした!!

今回の研修旅行は、スポーツ理学療法という専門分野に対する理解を深めただけでなく、仲間との絆を一層強固なものにする貴重な機会でした。また、学生たちが自ら実行委員として責任を持って企画・運営に取り組むことで、主体性やリーダーシップの重要性も学びました。この経験を通して、彼らは理学療法士としての一歩をさらに前進させ、今後の学びや実践に活かしていくことでしょう。

(福祉健康科学部 理学療法コース)


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