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【コラム】ソーシャルワークの魅力

 こんにちは、みなさん!
 今日は、保健医療領域のソーシャルワークについてお話しします。
 
 もしかすると「ソーシャルワークって何?」と思っている人もいるかもしれませんね。
 
 ソーシャルワークは、簡単に言えば、人々が困っているときに手助けをする仕事です。特に保健医療領域では、病気や障害を持つ人々がよりよい生活を送れるようにサポートします。難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はとても楽しい仕事なんです!
 
 まず、ソーシャルワークの魅力の一つは、たくさんの人々と出会えることです。
 病院などで働くソーシャルワーカーは、患者さんやその家族や友人、医療スタッフなど、さまざまな人々と関わります。人と人とのつながりの中で多くのことを学ぶことができます。
 
 また、ソーシャルワークのもう一つの魅力は、社会に貢献できるということです。
 例えば、入院していた患者さんが、ソーシャルワーカーのサポートを受けて、ご自宅に退院されるとき、その明るい表情を拝見することには、何とも表現しがたい気持ちがわきあがります。これはおそらく経験したソーシャルワーカーにしかわからない気持ちかもしれません。
 また、患者さんが自律して生活できるようになるのをサポートすることで、地域社会が元気になります。そんなふうに、人々の生活にポジティブな変化をもたらすことができるのは、ソーシャルワークならではの魅力です。
 
 さらに、ソーシャルワークは創造力を発揮できる仕事でもあります。
 一人ひとりの状況やニーズは異なるため、それぞれに最適なサポート方法を考える必要があります。例えば、ある高齢者の方が家で安心して生活できるように、訪問介護やデイサービスの利用を提案したり、家族や友人、ときにはボランティアの方々と一緒に生活環境を整えたりします。その過程で、新しいアイデアや解決策を見つけることができるので、自分の創造力を存分に発揮できます。
 
 そして、ソーシャルワークを学ぶことで、自分自身も成長することができます
 人とのコミュニケーション能力や問題解決能力、共感力、自分自身を知ることなど、日常生活でも役立つ技術が身につきます。
大分大学の福祉健康科学部では、これらの知識と技術を学ぶことができます。
 
 最後に、ソーシャルワークはチームワークが大切な仕事です。医師や看護師、リハビリテーションスタッフ、心理士など、さまざまな専門職と協力しながら、一つの目標に向かって取り組みます。その過程で、チームの一員としての責任感や協力する喜びを感じることができるのです。
 
 保健医療領域のソーシャルワークの魅力が伝わったでしょうか。
 
 人々の生活を支える仕事でありながら、毎日が新しい発見と学びに満ちています。ぜひ、ソーシャルワークに興味を持っていただきたいと思っています!
 
*ソーシャルワークについてわかりやすく説明しているウェブサイトを一つ紹介します。いろいろなページがあるので、ぜひ探索してみてください!

(社会福祉実践コース 教授 上白木悦子)


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