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ベタ繁殖の記録①ーベタについてー

私の中で特に思い入れが強いお魚は「ベタ」
ヒラヒラした色鮮やかな布をまとったようでとっても綺麗なお魚。
よくペットショップやホームセンターなどで瓶の中に入って売られていたりする。
性格は気性が荒いと言われているが好奇心旺盛で水槽に近づくと寄ってきたり、指で水槽のガラスをなぞると指の動きに合わせてついてきたり、とても愛嬌がある魚だ。
そんなベタに魅了されて素人がベタ飼育からベタの繁殖をした記録。



ベタとは?

ベタ(Betta, 和名:トウギョ〈闘魚〉)は、スズキ目 キノボリウオ亜目オスフロネムス科(かつてはゴクラクギョ科)ゴクラクギョ亜科ベタ属(別名トウギョ属)の熱帯魚。
もともとオスが縄張りを持つ種で、縄張り内に入る他個体を威嚇、攻撃する性質がある。飼育下でも、オス同士を混泳させると喧嘩を始めてしまうことから、2匹のオス同士を戦わせる遊戯のために飼われるようになった。品種改良の結果、より気性が荒い、強い品種ができていった。「闘魚」、「シャム闘魚」の名がある。

Wikipedia

ヒレの長いベタは品種改良されたものだが、原種はタイを中心にラオス、カンボジア、マレーシア、インドネシアなどに分布している。
主に池や湿地帯などの止水域に生息している。

ベタの飼い方

オスは闘争心が強いので同じ空間に2匹入れてしまうと喧嘩になってしまいヒレがボロボロになってしまうため、1つの水槽に1匹で飼育するのがベタ飼育の基本。(個体差や飼育環境によって例外あり)
基本はあるけれど生き物を飼育するのに必ずはないので基本を知りつつ常に様子を見ながらの飼育である。

おすすめは30センチのキューブ形の水槽。
水草も適度にレイアウトできるスペースもあるし水質管理もしやすいかなと思う。
よくベタ飼育でコップなどの小さい容器でも飼えると言われるが、容器が小さいとその分、水が少なくなるためすぐに水質の悪化してしまうので長期の飼育ではおすすめできない。

ベタはエラから酸素を取り込む他にラビリンス器官という器官を使って空気中から酸素を取り込むことができるので金魚を飼育するのによく使われるぶくぶくは必要ない。
ベタはヒレが長く改良されているためあまり泳ぎが得意ではない。
あまり水流を作ると疲れてしまうようなので基本は冬場のヒーターのみ。
写真では油膜とりのために弱めのエアレーションをしている。

ベタ繁殖のきっかけ

いままで何匹かオスのベタを飼育していたが、アクアリウムショップで運命の出会いをしてしまったことから始まる。

ピンボケして見づらいが、鯉ベタっぽいメスに一目惚れしてしまった。
色合いがポップでめちゃくちゃかわいい。
さくらと命名。
この子は好奇心旺盛のとても元気な子で蓋の隙間から飛び出してくるタイプの子。
脱走2回ほどあり。水換えの途中でいずれも眼の前ではねたのですぐに救出できたけど水換え時に毎度ヒヤヒヤさせられた。
プラカットという種類でヒレが短いため泳ぎはわりと得意なタイプ。

この模様が好き過ぎて繁殖できたらどんな子が生まれてくるのだろうと思ったのと、このとき家にはすでに2匹のオスベタがいたので繁殖できるかな?と挑戦してみることにした。

うちのベタ紹介

この当時、家にはさくらを含めて3匹のベタを飼育していた。

ベロ♂


写真をみるとだいぶ色が違っているが両方同じ個体。
一枚目のほうが若いときの写真。
ベタは色がとても変化するお魚なので写真で比べると結構びっくりする。
性格は臆病。普段はオブジェの影などに隠れて近づくと出てくることが多かった印象。
名前の由来は以前飼育していたベタが「ベム」「ベラ」だったので次はやっぱりベロでしょってことで。
種類はおそらくハーフムーンかな?
購入時はとくに種類については何も書いてなかったので詳しくはわからないけれど形的にハーフムーンっぽい。

クラウン♂

ヒレが裂けていて王冠のようにみえることからクラウンテールという種類のベタ。
変わり種的な感じだが、これはこれでかっこいい。
配色も鮮やかでとても綺麗。
名前はなんのひねりもなくクラウンテールだからクラウン。
この子は紳士で優しい子。
理由は後に出てくるが行動がとにかくスマートなのだ。

さくら♀

さくらに関しては上記にもあるので割愛するがおてんばな女の子。
いままでオスしか飼育したことがないのでこのとき初の女子である。
お魚全般に言えることだが、購入してすぐはストレスなどの影響で体色が薄くなっているが環境に慣れると発色が良くなってくる。

まとめ

今回はベタについての大まかな特徴と繁殖のきっかけ、ベタ紹介をしてみた。
ベタについては書きたい細かいこともたくさんあるのだが、次回から繁殖についての記録に絞ってまとめていくつもり。

次回「ドキドキの初対面」

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