クリニックに来られる患者さん

患者さんは、本当にさまざまです。
特に、当クリニックは、足腰が痛い、肩が痛いなどの整形外科的疾患、生活習慣病などの内科的疾患に両方対応していますので、一回の診察で多くの訴えに対応をさせていただいています。でも、よく言われるのは、「痛いのはとってほしいけど、別に血圧高くても、血糖高くても、今元気やから内科的なことはみてくれなくてもいい。」と。
わかります。その気持ち。そうなんです。今困っていること、つらいこと、痛みなどが解決出来たらいいですよね。「いつ死んでもいいねん。長生きしたからなぁ」という患者さん多くおられます。でも結局のところ「死ぬまでは元気でいたい」のではありませんか?

内科疾患というのは、体の中で水面下で進行していくのがほとんどです。表面に現れる血圧、脈拍、採血データの異常で早めに見つかればいい方です。血圧や血糖値の異常など、体は元気?なのになんで医者に診てもらわなあかんのか?というのは、多くの方が知らないことかもしれません。一つ一つは後日説明させていただくとして、放置すると大病に進行するからです。しかも、すごく痛い思いをすることもありますし、非常に大きい代償を支払いかねません。死ぬことではないんです。今の日本、なかなか死なせてくれません。寝たきり介護、口からではないチューブからの栄養、人工呼吸管理などなど。多くのこういう患者さんを診てきました。僕の診療方針は、こんな風になってほしくないという思いで行っています。死ぬまでは元気で動けるカラダでいるために、普段からの健康に気を配る必要があると思います。

何か不安に感じることありましたら遠慮なくおっしゃってください。

Dr.ひらパー 拝

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