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サッカー

サッカーについて書くのはとてつもなく難しい。
サッカーと初めて出会ったのは保育園の頃。気付けばもう20年以上前の出来事だ。
その間熱中した時期もあれば嫌になった時期もあって、プレー主体の時期もあれば観戦主体の時期もあった。全部書こうとしたら何文字になるのか想像もつかない。
非常に迷うところではあるけれど、最初に書くのは「サッカー(をプレーすること)」にしよう。

広いピッチでボールを蹴っている瞬間が一番好きだ。
時々広い場所で思いっきりボールを蹴りたくなる。ロングキックだったりシュートだったりするけれど、1人でやるとなるとボールを拾いに行かないといけないので、場所があってもなかなか難しい。
自分の身体を操作できるギリギリ限界を攻めていく。サッカーのそんなところが好きだ。
ピッチが広くてひたすら走らないといけないし、たまにボールが来たときには息が上がっていたりする。そんな状況でも遠くへパスをしたり強いシュートを打たないといけないけど、狙った場所を外してはいけない。威力と精度のバランスを、自分の体力でできる限りに取らないといけない。
試合終盤でヘロヘロだったりするとバランスが極端にどっちかに寄ってしまう。

しんどいけど自分の身体をできる限りに操っているとき、そして思い通りに身体を動かせたときがサッカーをしていて一番気持ちいい瞬間だ。
元気なときでも疲れたときでも、そのときの100点のプレーを考える。
イメージ通りに動いたら最高だし、動かなかったら自分の体力や動かし方を読み違えている。
1on1で勝てたかどうか、シュートが決まったかどうかは相手次第だけど、自分の身体が思い通りに動いたかは自分だけの問題で、全て自分の責任なのがいい。

部活をやっていた頃の身体と今の身体は全然違って、出来てたイメージばかりが残っていることも多いけれど、部活をやっていた頃よりも頭は動いてる気がする。
今は昔のイメージに追いつきたい一心だけど、イメージするプレーが変わっていくときはいつか来るのだろう。
それとも、いつまでも昔のイメージに追いつこうとしているのだろうか。
今よりも衰えを強く感じる頃、どっちの気持ちでいるんだろう。

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