感情の機能を説明したうえで、感情が有害か無害かについて日常的な具体例を使ってまとめよ。【聖徳大学】 感情・人格心理学Ⅰ 第2課題第2設題 評価A

この出題に対する講師の評価、参考文献等は文末に記載しています。

また、記事投稿時点でのテスト出題傾向についても簡単にまとめています。

課題本文:1600字

 感情の機能に関しては様々な学術的見解が存在する。ここでは、そのいくつかについて理論的根拠を紹介しつつ説明する。その後、感情が有害か無害かについてまとめる。
 一番目が適応としての機能である。この理論的根拠の出発点はダーウィンである。ダーウィンは、『人および動物の表情について』という著作の中で、感情には、生存に必要な適応としての機能があると述べ、人の感情と表情との間には対応関係があると主張した。このような、ダーウィンの考え方を引き継いで誕生したのが、基本感情理論である。人の感情はいくつかの基本感情に分類できるという理論で、

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