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花相の読書紀行№.64『死亡通知 暗黒者』

劇場型シリアルキラーをめぐる華文ミステリ

【死亡通知 暗黒者】/周浩暉
<解説•あらすじ>
華文ミステリ(中国語圏ミステリ)のトップクラスの傑作、ついに邦訳中国でシリーズ累計120万部突破
ドラマ版24億回再生
英《サンデー・タイムズ》による戦後ミステリ100選に選出
劇場型シリアルキラーVS中国警察の精鋭たち――死闘の行方は?

2002年、省都A市でひとりのベテラン刑事が命を落とし、復讐の女神の名を冠す謎の人物〈エウメニデス〉による処刑の序曲は奏でられた。インターネットで死すべき人物の名を募り、遊戯のごとく予告殺人を繰り返す〈エウメニデス〉から挑戦を受けた刑事の羅飛(ルオ・フェイ)は、省都警察に結成された専従班とともに、さらなる犯行を食い止めるべく奔走する。それは羅飛自身の過去――18年前の警察学校生爆殺事件の底知れぬ暗黒と相対することでもあった……。中国で圧倒的な人気を誇り、世界で激賞された華文ミステリ最高峰のシリーズ第一弾。

★感想
三部作の第一部
中国の人名や地名など、ふりがなが無いと、すぐに思い出せなくて、始めのうちはあっち戻り、こっち戻り、登場人物紹介に戻りと大変でしたが…
皆さんそれをしてでも、余りある面白いミステリでした!!
二転三転するストーリーに心踊らされ、久しぶりにハードなミステリの醍醐味を味わいました。

あ~、早く続編が読みたい。

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