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「ちょっと気になるワイン用語」エステートって?

こんにちは。世界13ヶ国のワインを扱うインポーター【アルコトレード】です! 

公式Instagramアカウントで、弊社の社長のアイコンでお馴染み#マックスの大冒険

定期的に投稿しているワインコラムで
現在は「ちょっと気になるワイン用語」をテーマにお送りしています!

今日は「エステート」です!


「エステート(Estate)」とは
地所や私有地、不動産や財産、土地や建物などの資産
遺産や相続財産の権利を指す英単語で、
不動産屋さんの名前でも使われますね。

ワイナリーの名称の場合、自社畑での栽培から醸造、瓶詰までを一貫して行う生産者のことをあらわす言葉になります。

主に英語圏の産地のアメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどで使われる言葉ですが、南アフリカやアルゼンチンなどニューワールドの生産国でも使われています。


しばしばフランスのブルゴーニュ地方の「ドメーヌ」と比べられますが、比較的ブルゴーニュでは家族経営など小規模な生産者が多く、ニューワールドでは広大な畑を所有し生産量も多いこともあります。

どちらにせよ、ブドウ畑から最終的な商品になるところまで管理することで、より土地やブドウの特徴、生産者の個性やこだわりの強いワインが造られます。


その他ラベルでよく見かけるのは

「エステート・ボトルド(Estate Bottled)」や「ミザン・ブテイユ・オ・ドメーヌ(Mise en Bouteilles au Domaine)」
書いてあった場合は生産者元での瓶詰ですね。

買いブドウと自社ブドウ両方でワインを造っているワイナリーの商品にも、自社畑から生まれる「エステートシリーズ」があったり、

「エステート+品種」と表記されているものは、自社畑で育てられたブドウ品種で造られているワインを強調しています。

「エステートブレンド」とは、つまりこだわりの自社畑から生まれたブレンドワイン

本日は今注目のワイン産地、南アフリカのステレンボッシュより、
とっておきのエステートブレンドワインを1本ご紹介いたします!



Rust en Vrede
ラスエンフレーデ

1967年 設立
面積:400ha
生産量:1500t

故・ネルソン・マンデラ大統領が1993年のノーベル平和賞晩餐会でラスエンフレーデのワインを指名したこと、南アフリカで初めてワインスペクテーター誌の世界トップ100の赤ワインに5度選出されるなど、その長い歴史の中で数々の栄誉に輝いてきた名門ワイナリーです。


Rust en Vrede, Estate Blend
ラステンフレーデ エステートブレンド

アルコール 14.8%
フルボディ
カベルネソーヴィニヨン61%
シラー30%
メルロ9%


選別された区画のブドウを手摘みで収穫。
各品種別、区画別、クローン別に醸造。
1haあたりの収量は平均6tで、除梗、破砕後タンクで発酵。
7日間のルモンタージュと一日に2-4回のピジャージュを含め21日間のマセラシオンを行う。
木樽での熟成は全てフレンチオーク(新樽40%、2年目40%、3年目20%)を使用。
30%は容量500ℓの木樽で、70%は300ℓの木樽を用いて22ヶ月間熟成させる。
熟成:10-15年可能

芳醇なカシスやマルベリー、スギ、タバコの香りはカベルネ主体のブレンドであることを示す。シラーによる瑞々しいチェリー系やブラックペッパーのスパイス香、モカやクリスマスケーキ、白檀、なめし革を思わせる香りと幾重にも広がり、ワインに複雑さをもたらしている。
しっかりとしたタンニンとほどよい酸味との調和も優れている。余韻までしっかりとした味わいが楽しめ、熟成が楽しめるワイン。


ワイン用語を知って飲むとさらに楽しいし、
ワインショップやレストランでもより選びやすくなります!

次回もワイン選びが楽しくなるような
ワインにまつわるキーワードをご紹介します!

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