「忙しなき快感」(2023年9月7日の日記)


・ヨイショ。あと十分で会議があるので、十分で書ける内容にします。


・パチンコ屋さん行ってきた。ポーカーで知り合った人が元々パチスロでご飯を食べられていた方で、一緒に来てもらった。パチスロは経験として一度はやっておきたい気持ちがあったんだけど、初心者だとそもそも楽しみ方すらよくわからなそうだったので解説役をお願いした。

・まず、思ったよりも空間の不快度は高くなかったな。少し前までは前席喫煙可だったらしいけど、最近になってそれも規制されたらしいし、酒臭かったり通路が汚かったりすることはなかった。それどころか、店員のお姉さんの対応が丁寧だったし、メダルで汚れた手を拭くためのウェットティッシュなんかも用意されていた。

・スロットはジャグラー、パチンコは牙狼、海物語、北斗の拳をやった。牙狼はとにかく演出がド派手で、当たりそうになると筐体がブルブル震えながら「ガキーン!!」みたいな音が出たりするのでハマる人がいるのも納得だった。しかし、全体的に見ればパチンコもスロットも「小当たり」みたいなものが(頻度も種類も)少なく、結構飽きやすそうに思った。
・もう一つ感じたこととして、何かに「のめり込む」ためには「忙しさ」みたいなものが大事になってくるんじゃないかということがある。パチンコなんかは特に、常に玉を射出し続ける必要があるし、それがヘソに入るかを観察しながら液晶で始まっている中線を眺める、というマルチタスクを強いられることになる。これが暇だと飽きてしまい、ハマらない。忙しくてやる作業が多いことが中毒性の一部を形作っているように思う。

・パチンコの筐体はシンプルな作りで、遊ぶためには現金の紙幣を差し込んで玉を得る必要があるので、お金が減っていくのが身体でわかる作りだった。ここに心理的な抵抗があったので、SUICAやクレカで遊べるようになれば人はもっとパチンコにお金を使うようになると思う。

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