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「ゲーム内言語」(2022年8月18日の日記)

・ねるねるねるね。

・小学生ぶりに食べたかもしれない。一緒にいた友人に「それ、腹がすいてる時に食べるとめちゃくちゃうまいけど満腹の時に食べると死ぬほどまずいよ」と言われたので空腹のときに食べた。
・最初は「なんじゃこりゃ、食べ物か?あっま….」みたいな感想だったのが、食べ進めていくうちにどんどん美味しく感じるようになってきて怖かった。こういうの食べちゃダメなもので起こるタイプの変化だろ。


・「花火」というボードゲームで遊んだ。

・3人で協力するタイプのゲームで、お互い自分のカードは見えない状態のまま相手のカードについてヒントを出して、赤青白緑黄の5色の花火をそれぞれ番号1から5まで順に、合計20枚のカードを場に出すことができればミッションクリアとなる。
・いわゆる囚人と看守の帽子の問題を解くときと同じような頭の使い方をする必要がある。

<問題>看守は、A.B.Cの3人の囚人に白3つ、黒2の帽子を見せ、囚人に目隠しをして、こう言いました。
「今から5つの帽子のうち、どれかを被せる。自分の帽子の色が分かったものは、私に伝えよ。合っていたものは、牢屋から出してやろう。間違っていたら、この場で殺す。また、白い帽子が見えたら、手をあげろ」。

目隠しを取られた囚人達は全員、手をあげました。

それはそのはず、3人とも白い帽子を被せられていたからです。

もちろん、自分の帽子の色は見えません。

しかし、Aは自分の色を看守に伝え牢屋からだしてもらうことができました。
なぜ、Aは分かったのでしょうか?



<答え> もしAが●ならば、BはCが手を挙げたので自分の帽子は○であることがすぐに分かる。同様に、CはBが手を挙げたので自分の帽子は○であることがすぐに分かる。

B,Cがともにすぐに分からなかったのだから自分の帽子は○


・相手がヒントを出したときに、そのヒントそのもの以上に、「そのヒントを出していること」がヒントになったりする。例えば相手のうちの一人が自分ではなく相手のうちのもう一人についてヒントを出した場合、自分のカードは比較的優先順位が低いか、あるいは言及しづらい状態になっているのかな、のような予想がつく。

・めちゃむずいので最初は全然うまくいかないけど、やっているうちに全員の共通言語みたいなものが生まれてきて面白い。一枚だけについてヒントを出した場合、そのカードは場に出せという意図であることが経験上わかってくると、それはひとつの文法として確立する。
・無意識のうちに最適化された言語が構成されていく様子は新鮮で、頭を使うゲームだったけどそれ以上にすごく楽しかった。

・大切に育てられた弁当

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