短歌

きみだけは誰のものにもならないで僕の記憶を痛がっていてよ

眠れずに朝が迎えに来た時はみんな死ねって思うよ普通に

作り替えられた気がして今までの眠剤の数をかぞえてしまう

食べて寝て勝手気ままな大あくび 畜生道はしあわせにみえる

小説も映画も歌もなにもかも母を求めているだけの旅

あこがれの人はきらめく星だから触れてしまって燃え尽きたくない

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