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2021年 俺的最高楽曲 Top 10

はじめに・注意事項

すでに2022年になっており、遅刻感すさまじいですが、みんなやってていいなーと思ったのでやります。
最初予選会やったとき、20曲くらいピックアップされて、絞るのめちゃくちゃ大変でした。
以下注意。

  • 音楽の嗜好が偏った人間がさらに独断に基づいて選んだものなので話半分に読んでください

  • 掲載順は序列とは一切関係ないです

  • 電音部楽曲は良曲しかなくて絞れなかったのであえて入れてません

01. LINE LOOP

楽曲情報

  • 2021/5/19 配信リリース

  • 2022/1/29 1st フルアルバム「märch」収録

  • 歌: サンドリオン

  • 詞: やぎぬまかな

  • 曲: 木暮栄一 (the band apart)

  • 編: 田中秀和 (MONACA)

感想

影響を受けたアーティストにバンアパを挙げ、これまでにバンアパリスペクトの曲も数曲作ってきた田中秀和氏が、とうとうバンアパ小暮氏作曲の編曲を担当するというマイルストーン的一曲。
演奏メンバーにもバンアパのメンバーが揃っている。

軽快なドラムに合わせ速度感がめぐるましく変わり、ジェットコースターに乗っているかのよう。
田中秀和氏のトリッキーな音使いも相変わらずおしゃれ。

この曲に限らずサンドリオンは作曲・リミックス陣ともに結構豪華なので、一聴の価値あり。

(中の人はシャニ以外に全然声優活動できてないの、大丈夫かな…)

02. エンターテイナー

楽曲情報

  • 2021/9/22 1st アルバム「バイオグラフィ」収録

  • 歌: Rain Drops

  • 詞: じん, 堀江晶太

  • 曲: じん, 堀江晶太

感想

バチャフリ @ ageHa Final で kz 先生がドロップしたときに周りが全然高まってなくて「なんで???」と思った一曲。

2021年はにじさんじ・ホロライブといった大手事務所に所属する Vtuber のアーティストデビュー・活躍が目立ったが、その中でも特に目立った一つが Rain Drops だと思う。

じん氏・堀江晶太(kemu)氏という今の20代以上なら絶対ボカロで聴いた二人の曲、じん氏の泣きメロと堀江氏のクールなロックサウンドが合わされば、高まらないわけがない。
Rain Drops はこれまで割とシリアスめな曲が多かったが、「オントロジー」で前を向き、そして「エンターテイナー」で100%前向きな曲、という流れがよくできているなと感じる。

個人的には力ちゃん(ジョー・力一)の曲だなーと思いながら聴いてる。

03. ハートビートシティ

楽曲情報

  • 2021/10/27 11th シングル「ハートビートシティ / いつか雲が晴れたなら」収録

  • 歌: 内田真礼

  • 詞: TAKU INOUE

  • 曲: TAKU INOUE

  • 編: kz (livetune)

感想

kz(livetune)✕TAKU INOUEによる豪華タッグが実現!
作詞作曲をそれぞれが担当し、それをお互いに編曲していただきます!

公式紹介文より (http://uchidamaaya.jp/discography/11th_sg/)

メンツが役満級、名曲に決まってんだろという感じ。
これを実現できるポニーキャニオンには一生逆らえない。

両A面の「いつか雲が晴れたなら」は作詞曲と編曲が入れ替わっており、これも負けず劣らずの名曲だが、個人的に好きな方をチョイス。
kz氏のカタルシス溢れるサビ〜間奏の流れが大好きなんだよな…。

いつかクラブで回収したい。

04. magical mode

楽曲情報

  • 2021/3/31 配信リリース

  • 歌: 花澤香菜

  • 詞: 神前暁 (MONACA)

  • 曲: 神前暁 (MONACA), Oliver Good (MONACA)

感想

まさに『恋愛サーキュレーション2021』。

歌手活動を経て当時よりも抜群に歌唱力の上がった花澤氏のキュートボイスに変わらずキャッチーな神前氏のメロディ、それにオリバー氏の EDM 的エッセンスが加わり、当時を知る人はノスタルジックも感じつつ、知らない人も素直に楽しめる一曲。

歌手活動としての花澤香菜は渋谷系の最先端になってしまった感もあるので、個人的には「はなざーさんが帰ってきた!」とめちゃくちゃ喜んだ。

05. Wonder NeverLand

楽曲情報

  • 2021/2/25 配信リリース

  • 歌: 卯月コウ, シスター・クレア, 月ノ美兎, 花畑チャイカ, 町田ちま, レヴィ・エリファ, ジョー・力一, 健屋花那, 鈴原るる, 不破湊, メリッサ・キンレンカ, リゼ・ヘルエスタ

  • 詞: kz (livetune)

  • 曲: kz (livetune)

  • 編: kz (livetune), やしきん

感想

にじさんじの3周年記念プロジェクトである『Palette』の最初の一曲であり、「Virtual to LIVE」に次ぐにじさんじの新たなアンセム。

「VtL」が半ば神格化されるレベルで完全にアンセムとして定着した一方、こちらはまだまだという感じだが、個人的にはこっちの方が好きなんだよな…と思いつつ言い出せずにいる。
「バラバラのパレードは続く」という歌詞が完全ににじさんじを理解した上じゃないと書けない歌詞なんすよ(早口)

あと一応編曲にやしきん氏がいるのに誰も話題にしてないの可哀想だと思う。

06. Club Aquila

楽曲情報

  • 2021/12/22 1st EP「ALIENS EP」収録

  • 歌: TAKU INOUE

  • 詞: TAKU INOUE

  • 曲: TAKU INOUE

感想

イノタク氏のソロデビュー EP、収録曲は全部 Top 10 入りレベルだが、あえて1曲選ぶとすれば自分はこれ。
もともと得意とする宇宙モチーフと、「ミラーボール・ラブ」や本 EP を通したコンセプトであるクラブ讃歌が交差したところに生まれた一曲だと思う。(そしてそれは「ダンス・ダンス・ダンス」にもつながっていく)

バチャフリで初披露されたときは「イノタクの新曲だ!うおー!」という感情でいっぱいだったが、改めて歌詞を咀嚼し、メロディを飲み干した今、改めてクラブで聴きたいなーと思う。

あとイノタク氏本人が歌っているのもいい。

07. タイムサーフ

楽曲情報

  • 2021/4/25 配信リリース

  • 2021 M3 春 CD「TIMESURF」収録

  • 歌: 星宮とと

  • 詞: KBSNK (TEMPLIME)

  • 曲: KBSNK (TEMPLIME)

感想

星宮とと + TEMPLIME は古来から約束された名曲フラグ。
これに関してはアルバムと付属の小説を堪能した上で聴くと破壊力が何百倍にも跳ね上がるものなので、正直これ1曲だけをピックアップするのは心惜しい。ぜひアルバムを買って、頭から通して聴いてもらいたい。

モチーフとしてはよくある SF もの、ジュブナイルものなのかもしれないが、それが刺さるようになったのは自分が年をとったからなのかもしれない。

08. 創造

楽曲情報

  • 2021/2/17 配信リリース

  • 2021/6/23 12th シングル「不思議 / 創造」収録

  • 歌: 星野源

  • 詞: 星野源

  • 曲: 星野源

感想

星野源、相変わらず何食ってたらこんな曲書けるんだよと思わざるを得ない。

4分程度の楽曲にこれでもかと散りばめられた任天堂リスペクトの歌詞、メロディ、効果音。
いつまで経っても全部見つからないサイゼリヤの間違い探しのように、何度聴いても隠し要素のすべてを見つけられないので、何度も聴きたいし、これからもずっと聴きたい一曲。

「ドラえもん」もそうだし「CUBE」もそうだが、タイアップ楽曲におけるタイアップ先へのリスペクト、そして世界観を崩さずに自分のやりたい音楽を最大限やる才能は日本一だと思う。

09. ユメヲカケル!

楽曲情報

  • 2021/2/24 TV アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』ANIMATION DERBY Season 2 vol.1「ユメヲカケル!」収録

  • 歌: スペシャルウィーク(CV.和氣あず未), サイレンススズカ(CV.高野麻里佳), トウカイテイオー(CV.Machico), ウオッカ(CV.大橋彩香), ダイワスカーレット(CV.木村千咲), ゴールドシップ(CV.上田 瞳), メジロマックイーン(CV.大西沙織)

  • 詞: マイクスギヤマ

  • 曲: 東大路憲太

感想

2021年『転調多すぎて何がなんだかわけわからんわ』アワード大賞。
(次点は「キズナ・レール」)

複数の声優が歌うアニメ曲は全員が歌える音域で進行させる必要があるため、Bメロでキーを下げてサビで戻す戦法(「Star!!」など)を始めとする様々なテクニックが用いられるが、何もここまでしろとは言ってない。
それでいて曲として破綻していないのがすごい。

あとアニメ2期のせいでめちゃくちゃエモメロディになってしまっているのがずるい。

10. パステルカラー パスカラカラー

楽曲情報

  • 2021/8/18 THE IDOLM@STER SHINY COLORS L@YERED WING 05 収録

  • 歌: 大崎甘奈(CV.黒木ほの香), 大崎甜花(CV.前川涼子), 桑山千雪(CV.芝崎典子)

  • 詞: 鈴木静那

  • 曲: YUU for YOU, Giz’Mo(from Jam9)

  • 編: YUU for YOU

感想

アルストロメリアの曲は毎回ガン刺さりする人間だが今回は特に刺さった。

ユニット特有の甘ったるさは残しつつ、Perfume「Dream Fighter」を彷彿とさせる間奏など、エッジの効いたオケが個人的に大変好み。
初期〜中期の Perfume が大好きなだけとも言う。

あとアイマスは早くサブスク解禁しないとこういう曲が埋もれて困る。本当に頼む。

おわりに

10曲に絞るのしんどすぎ!!!!!!全部いい!!!!!!!!!
2022年もたくさんの名曲に出会えることを願っております。

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