見出し画像

マルケの街・モンテカロッタ & イエージ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.8>

ワイナリー&レストランで、貴重な勉強をさせて頂き、ファルコラーナ・マリッティアへ、帰る時。

ワイナリーのスタッフさんが、最寄り駅まで、車で送って下さるとの事。
ありがとうございます!

折角だからと、ワイナリーがある町・モンテカロット(Montecarotto)を経由して、駅があるイエージ(Jesi)まで送って頂きました。

画像7

モンテカロット・町の入口
(Ingresso d' Moncarotto)

画像7

モンカロットからの眺め
(La vista dal Moncarotto)

人口2,000人程の小さな町で、周囲一面は、ぶどう畑。
「 モンテカロット = ワイン 」と言われるほど、この町一番の産業で、
ワイン関連に従事している人も多いそうです。

少し、散策しましょう。

画像7

モンテカロット市立劇場
(Teatro Comunale)

画像7

市民の塔
(Torre Civita)

小さい町ですが、とても可愛らしく、穏やかでした。

******************

そこから20Km程、スタッフの車に乗せてもらい、イエージに到着です。
街の中心で降ろしてもらい、列車の時間まで、街歩きをしました。

ワインの名前でも知られている「イエージ(Jesi)」。
中世の時代に翻弄されて、浮き沈みの激しかった歴史の街だそうですが、
美しい街並みが残っています。

画像7

ペルゴレージ劇場
(Teatro Pergolesi)

画像7

フェデリーコ2世広場
(Piazza di Federico Ⅱ)

横に長く、街の中心でもある広場です。
神聖ローマ帝国の皇帝・フェデリーコ2世は、実は、ここイエージで、1194年、生まれました。
世界史の教科書で学んだ人物の誕生の地。
そう思うと、なんか不思議な感覚になります。

そして、ここイエージにあるスローフード協会が支援している料理学校。
こちらも探したのですが、しっかりした住所を控えてなかったので、見つからずで、残念…。

それにしても、美しい街並みです。
お天気が良かったのもありますが、白い広場がとても眩しくて。
静かで、はっと時間が止まったような空間。

イタリアには、こういう街が、各地に多く点在しています。
日頃、時間に追われている為か、こういう空気感を味わいたくて、
イタリアを旅し続けているのかもしれません。

さて、最後に、イエージの街で見つけた彫刻を、ひとつ、ご紹介。
建物の門のところにあったのですが…。

画像7

彫刻(Scultura bella)

まるで、「あっかんべ~」をしている顔。

バロック建築群がある街では、こういう彫刻を見かけますが、ここイエージでは、珍しくて、カメラに納めてしまいました。

魔除けのため、家を守ってくれる等々、色々言い伝えがありますが、
私は、思わず、にっこり微笑んでしまいました。


お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。