見出し画像

リグーリア州のフォカッチャ☆オリーブ&玉ねぎ

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.7>

モンテロッソ(Monterosso)は、細い道がたくさんある小さな町。
朝、その小路を散策していると、もう既に開店している美味しそうなパン屋さん(Panificio)を発見しました。

看板を見ると、1921年から続いているパン屋さんのようで、これは、入らなくてはです。

パン屋さん(Panificio)

店内には、焼き立てのパン、フォカッチャ、焼菓子が、所狭しと並んでました。
テンションが、一気に上がる私!

どれにしようかと悩んでいると、
「おはよう!(Buongiorno!)」っと入ってきた、お客様。

スタッフが、注文を聞かずに、
すぐに、数種類のパンを、紙袋に入れて手渡し、お代を頂く。
きっと、常連さんなのでしょうね。

いわゆる、「いつもので!」の、注文です。
地元で愛されているパン屋さん、美味しいに違いない!と、確信。

と、いうことで、私は、フォカッチャ2種を、購入しました。

玉ねぎ、黒オリーブのフォカッチャ
(Focaccia di cipolla e olive nere)

フォカッチャ(Focaccia)は、イタリア各地にありますが、
玉ねぎと、オリーブのフォカッチャは、リグーリア州・名物のひとつ。

黒オリーブは、ここモンテロッソの特産で、粗く刻んで、練り込んでます。これが、格別に美味しい!
そして、玉ねぎのフォカッチャ、こちらも美味しかったです。

玉ねぎのフォカッチャは、モンテカティーニ・テルメ(Montecatini Terme)のホテルの厨房で働いていた時も、お客様の要望で、よく焼いていました。

シェフによって作り方が違って、
玉ねぎのシャキシャキ食感を出したくて生で使う人、
玉ねぎを炒めてからトッピングして焼く人、
別々に作って、焼き玉ねぎをトッピングする人、等々…。

色々作っていたな、そんなことを懐かしく思い出しながら、パクパクッと食べてしまいました。
この後、ホテルに戻ったら、朝食なのに。

結局、このパン屋さんに、滞在中の3日間、毎朝通い続けてしまいました。
リグーリア州の美味しいフォカッチャを、堪能しました。


お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。