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【レストラン情報】フィレンツェで最後の晩餐

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.69>

フィレンツェ(Firenze)で、この旅、最後の夕食を頂きます。
訪れたのは、有名ホテルと併設されている、あるレストラン。

実は、ここの女性シェフに、この時から約10年前の1999年、お料理を教えて頂く機会があり、彼女のお料理にすごく感動したのを覚えていて…。
奮発をして、食べに行くことにしたのです。

お店に入ると、白を基調としたスタイリッシュな内装で、天井も高く、心地の良い空間。
席に案内された後、早速、美味しそうなお料理が並んでいるメニューから、お勧めを頂きます。

優しい味わいで、美味しい一皿からスタートです。

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リコッタチーズと豚肉の燻製
(Ricotta e Maiale affumicato)


期待感が、ムクムク湧いてきます。

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手長エビのカルパッチョ・3種のソース
(Carpaccio di Scampi con tre salsa)

手前から、オレンジソース、ホワイトチョコとオリーブオイル。
奥が、あさりのソースです。

こちらも、女性らしいやわらかい味付けで、なんとも繊細で、美味!
アドリア海側のマルケ州出身の彼女は、特に、魚料理、デザートが得意。
前菜を食べただけでも、あの教えてもらった時の感動が、蘇ってきました。

さあ、パスタを頂きます。

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ひめじとトマトのリングパスタ
(Pasta rottonda con salsa di triglio e pomodoro)

シンプルなトマトソースなんですが、なんでしょう…。
旨みの余韻が残って、またひと口、もうひと口と、食べてしまうんです。
う~ん、美味しいな…。

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カッポン・マグロ
(Cappun Magro)

リグーリア郷土料理のひとつですが、かなり、洗練されています。
海老と、魚介類のうま味が、下のジャガイモとパンに、染み込んでいます。

すでに、お腹が一杯だったのですが、ここまできたら、デザートまでいっちゃいましょう!

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桃のセミフレッド
(Semifreddo di pesca)

口の中で、桃の風味が、ゆっくりと広がっていきます。
最後まで、女性らしく繊細で、美しい盛りつけと味わいでした。

食後に、シェフにも、ご挨拶ができましたし、最後の晩餐、本当に大満足でした。

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