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【レストラン情報】シンプルだけど、それが美味しい!スタッフの対応も素晴らしかった、スルモーナでの昼食①

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.18>

アブルッツォ州スルモーナ(Sulmona)での初めての食事は、宿泊するロカンダ一階にあるレストランで、頂きました。

ロカンダ(Locanda )とは、旅籠のことで、郷土料理を提供するレストランが保有する宿のこと。
フランスのオーベルジュ(Auberge)と同じイメージです。

もともと、このレストランで食事をしたくて、スルモーナを訪れようと思い調べたら、数年前から上階で泊れるようになったことを知り、迷わず予約をしたのです。

チェックイン時、お昼3時を過ぎていたのですが、ダメ元で聞いてみたら、「大丈夫!食事できるよ」と、快いお返事。
荷物を置いて、急いで昼食を取りに伺いました。

この日、レストランでは、結婚式後の昼食会が催されていたので、まだまだ賑わっていて、フロアースタッフも、とても忙しそう。

本来なら、オーダーストップの時間でもあったので、スタッフに、
パスタとお肉を食べたい旨を伝えて、お料理は、お任せすることにしました。

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パッパルデッレのトマトソース
(Pappardelle con salsa di pomodoro)

太麺のロングパスタ・パッパルデッレは食べごたえもあり、大好きなパスタのひとつ。
そして、このシンプルなトマトソースが、本当に、本当に、美味しくて…。
ほっぺたが、落ちました。

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かぼちゃとハムのオーブン焼き
(Zucca e prosicutto cotto al parmigiano)

「これはサービス。幸せのお裾分けだよ」っと、昼食会で出された野菜料理を持って来て下さいました。
こういう心遣い、計らいも、嬉しいですよね。

甘みの少ないイタリアのかぼちゃは、チーズとの相性も良く、こちらも美味。

そして、メインは、炭火焼でした。

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牛肉の炭火焼
(Manzo alla griglia)

お肉の柔らかさ、美味しさはもちろんですが、オレンジのソースがアクセントになってて、さっぱりと頂けました。

ちょうど、この料理を食べていた時に、昼食会の主役・新郎新婦が、
私の方へ来られて、
「このレストランのお料理、本当に、美味しいでしょう。
 私たちは、絶対、ここでお祝いをしよう!と言ってたのよ」っと、
笑顔で一言。

はい、本当に、美味しいです!
そして、なんだか私もハッピーな気分になりました。

そして、最後は、デザートです。

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チョコレートボールの盛り合わせ
(Cioccorata mista)

柔らかいガナッシュに、ココナッツ風味、アーモンド風味とシンプルなんだけど、本当に美味しくて、大満足の昼食でした。

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ここ、スルモーナがあるアブルッツォ州(Abruzzo)は、イタリアワインの名産地でもあります。
日本でも、よく見かけるモンテプルチャーノ種(Montepulciano di Abruzzo)は、地元でも、人気のぶどう品種です。

こちらのレストランで頂いた最初のワインも、モンテプルチャーノ種にしました。

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モンテプルチャーノ種の赤ワイン
(Montepulciano di Abruzzo)

ここまで来たのですから、滞在中、しっかりワインもチェックしなくてはと、美味しい赤ワインを頂きながら、思っていました。

お料理も、ワインも、そして、食事中の雰囲気も大満足。
お店のスタッフの皆さまも、本当に心地よい対応で、それも地元で人気の理由なのだろうなっと感じました。

スルモーナ滞在の良いスタートになりました!

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