【テイクアウト情報】ナポリの揚げ物店
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.84>
ナポリ(Napoli)は、見るべきものが、多々ありますが、
食べておきたい、お料理も、盛り沢山。
ストリートフードも、そのひとつです。
有名な、ナポリピッツァはもちろん、さくっと食べられるナポリ菓子、等々。
ピッツァ・マルゲリータ、ルッコラのせ(2012年夏・イスキア島にて)
(Pizza Margherita con rucola)
貝の形をしたパイ菓子・スフォリアテッレ(Sfogliatelle)
ラム酒等、リキュールたっぷり含ませたケーキ・ババ(Baba`)
この日は、美味しい揚げ物(Frittura)のテイクアウト店に向かいます。
目指すは、パスタのフライです。
揚げ物専門店( Friggitoria )
揚げ物専門店(フリッジェトリア:Friggetoria)。
アマルフィー海岸沿いの街々でも、よく目にします。
海側の街では、獲れたて新鮮な魚介類がメインですが、
ここでは、野菜のフライ、ピッツァ生地を揚げたカルツォーネ(calzone)等が、中心です。
あちらが「海のフライ」ならば、こちらは、「陸のフライ」とでも、言うのでしょうか。
スップリ・ディ・リーゾ(Suppuli` di Riso)
ライスコロッケも、ありました。
「スップリ」とは、ローマ地方での呼び方。
スップリは、少し小さめに成型するライスコロッケのイメージですが、
こちらは、尖がり帽子型の、かなり大きめに成型されていて、
ちょっと、ビックリ!!
でも、とっても、美味しそうです。
ライスコロッケについては、下記、投稿分で、説明しています。
今回は、パスタのフライを頂きました。
パスタのフライ&ビール( Frittura di pasta & Beer )
テイクアウト専門店なので、イートインスペースは、ありません。
お店を出て、少し先のベンチで、頂きました。
パスタのフライは、ベースは、ホワイトソース。
具材は、ロングパスタと、挽肉、ズッキーニが入っていました。
ひと口食べて、これまた、ビックリ!
本当に、衣が、カリッカリ、カリッカリ!!
しっかり味を含んだパスタに、具材のバランス、塩梅といい、
文句なしのフライ。
揚げたてほやほや!では、なかったのに、これだけ、衣がカリカリするのは、きっと、炭酸水、しかも、かなり強めの炭酸水を使っているんだろうな…っと。
モグモグ食べながら、色々、考えてました、が…!!。
折角だから、お店の人に、聞いちゃいましょう!と、
食べ終わってから、お店を再訪。
さっき、テイクアウトした日本人女性が、戻ってきて、少しビックリされたお店の方々。
「本当に、美味しくて!!
衣も、カリッカリ! 何か、秘伝のレシピがあるの?」っと、私。
「特別なことはしてないわ。水、小麦粉と卵。それだけよ」と、調理担当のおばあちゃま。
う~ん、成程…。
もちろん、秘伝のレシピがもしれないけれど。
最後は、料理をする人が、美味しい!と考える味わいに仕上げる為、
材料を選んでいく事、それに尽きるんだろうな…と、
ナポリの揚げ物店前で、再確認した私でした。
うん、美味しかったです。
******************
そして、この後、別のピッツェリア(Pizzeria)で、ナポリピッツァも食べました。
ピッツァ・マルゲリータ・ルッコラのせ
(Pizza Margherita con rucola)
う~ん、これが、あまり美味しくなかったんですよね…。
本場、ナポリなのに、残念…。
時々、あります。
食に情熱をかける国・イタリアでも、うん?あれれ??と、納得がいかない味わいのものも。
特に、ピッツァは、使う食材自体が、限られてますし、
近年、日本でも、本当に、美味しいピッツァが食べれますからね。
でも、これも、勉強。
何が、納得いかないのか、じっくり味わいながら、じっくり考えながら、
頂きました。
お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。