【宿泊情報】アドリア海を臨むモリーゼ州のリゾート地・テルモリのロカンダ
<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.34>
モリーゼ州(Molise)海側のリゾート地・テルモリ(Termoli)に到着です。
このモリーゼ州を訪れたことで、念願のイタリア全20州に、足を踏み入れたことになりました!
テルモリ駅に降り立った瞬間に、自分の中で「 祝☆やった!」。
イタリアを旅する時に、初めて訪れる街は、様子が分からないので、
必ず明るいうちに到着するようにしているのですが、この時、テルモリに着いたのは、初秋の18時半を過ぎ。
すっかり陽が落ちてしまいました。
少しドキドキしながら、駅を出ましたが、やはり、リゾート地ということもあり、街灯が明るくて輝き、人出も多く、とても賑やか。
宿は、旧市街(Borgo Antico)に取ったので、明るいメインストリートを歩きながら、向かいました。
旧市街のシンボル・カステッロ(城・Castello)
15世紀に、港の防衛を目的に造られた要塞の一部。
現在は、ライトアップもしていて、夜の散歩道として地元の方々にも愛されている場所です。
港の夜景
(La vista notturna del porto)
月も出ていて、イタリアの港らしい夜景です。
さあ、宿のロカンダ(Locanda)に到着です。
ロカンダとは、旅籠のことで、郷土料理を提供するレストランが保有する宿のこと。
フランスのオーベルジュ(Auberge)と同じイメージです。
前の滞在地・スルモーナ(Sulmona)でも利用したスタイルの宿です。
早速、チェックインして、部屋に入りました。
部屋
(Camera)
建物の形を利用した素敵な部屋で、天井が高く、ベットも大きかったので、
ゆったりと過ごせました。
そして、部屋のあちらこちらに、可愛らしいランプがありました。
素焼きの陶器に、絵が描かれていて、私の好きな風合いです。
部屋の中にある可愛らしい小物を、楽しみながら、スーツケースを荷解き、
シャワーを浴びて、翌日からのテルモリ散策に備えて、就寝しました。
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【宿泊情報】
あれから、10年。
その間に、改装され、現在は、当時の余韻を残しつつ、かなり、スタイリッシュなロカンダになっています。
屋上には、ジャグシー付きテラスも出来たようですよ。
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