【宿泊情報】とにかくブルーが大好き!ナポリの常宿
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.72>
ナポリ(Napoli)の常宿は、ナポリ湾近くのB&B。
前回、初めて宿泊して、とても気に入ってしまったんです。
部屋数は、たったの3つ。
同じフロワーに、オーナーご夫婦が住まわれていてます。
チェックイン後は、鍵を渡されて、その後の出入りは自由。
まるで、ナポリのアパルトメントに住んでいるかのように、滞在できます。
そして、何よりも感動したのが、部屋からの、この景色なんです。
建物の間から見えるナポリ湾に、船。
そして、その奥に、ヴェスヴィオ山のすそのが見えます。
日中も、気持ちの良い景色ですが、ここからの朝焼けが、本当に美しいんです。
初めて見た時、完全に、ノックアウト!されちゃいました。
他の部屋は、また違う景色だそうですが、私は、また、この光景が見たくて、
同じ部屋をリクエスト。
嬉しい再訪です。
その美しい朝焼けは、翌朝の楽しみに…。
オーナーご夫妻は、とても朗らかで、優しくて。
アクセサリーデザイナーでもある奥様のセンスが、部屋のあちらこちらに散りばめてあります。
前回、訪れたのは、2012年。
その時の事を覚えていてくれて、「Ben tornata !(おかえりなさい!)」と、
ウェリカム・ドリンクならぬ、ウェリカム・ドルチェと共に、今回も、温かく迎えて下さいました。
リコッタチーズのケーキ(Toritina di rocotta)
リコッタチーズクリームがたっぷり!甘いクッキー生地で包まれています。
この日は、朝食を取っていなかったので、美味しく頂いた後、チェックイン手続きをして、早速、お部屋へ…。
部屋(Camera)
3つの中でも、ブルーを基調とした一番小さいお部屋です。
この海をイメージした空間自体が、とても気に入り、実は、2年前の当スタジオの ‟ 海 ” をテーマにしたリフォームでも、参考にしたんですよ。
懐かしいのに、いつもの空間(スタジオ)にいるような感覚で、嬉しくなります。
バスルームのタイル(Piastrelle del bagno)
このマヨルカ焼き(Mallorca)のタイルも、私好みです。
ナポリの、サンタ・キアラ教会(Chiesa di Santa Chiara)の、マヨルカ焼きの庭園も有名ですね。
ひとつずつ、大好きな空間を確かめながら、7年ぶりの再訪を楽しんでいました。
カッフェ・スペース(Spazio Caffè)
ここは、新しく作ったスペースだそうです。
このブルーのカップも良いですよね。
大倉陶苑の「トワエモア・ブルー」シリーズに似ていて、
少しグレーがかったマットな感じのブルー、私の大好きな色です。
大倉陶苑「トワエモア・ブルー・シリーズ」
このティーセットは、見た瞬間に、ひとめ惚れ…。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、ひとつずつ、ひとつずつ揃えていった、
思い入れのある器達です。
インスパイヤされたブルーの部屋を、ひと通り満喫して、
オーナーさんにお勧めレストランを、ひと通り聞いて、準備万端!
さあ、ナポリの街へ繰り出しましょう!!
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