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リグーリア州で、仕込みのお手伝い③

<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.41>

サンティーナ・シェフから、料理を教えて頂く、最終日。
この日は、デザート、料理を、2品ずつ、計4品を教えてもらいました。

途中、写真を撮り忘れてしまって、それぞれ1品ずつですが、お伝えします。

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いちご煮(Fragole cotte)

苺に、レモンや砂糖を入れて、コトコト煮たもの。
これに、ちょっと、秘密の隠し味を加えると、ぐっと大人の味に、仕上がるのです。

シェフから、さくらんぼで作るのが一番美味しい!とのアドバイスで、
アルベロクッキングスタジオでも 「さくらんぼ煮」 としても、ご紹介しました。

ご参加下さった皆さまから「めちゃ、美味しい!」と、大好評のデザートで、今や、アルベロの定番デザートです。

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モスカルディーニ(Moscardini)

モスカルディーニ(Moscardini)と呼ばれる、小だこ。

魚の骨入りブイヨン(Brodo di pesce)で、下茹でして、味付けしたものを
冷ましてから、オイル漬け(sott’ olio)にしています。
この作業をすると、2週間程、保存が可能になり、小だこも、本当に軟らかくなります。

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オイル漬けにしたのが、こちらです。
こうして作っておくと、前菜に" マリネ "としても出せるし、パスタやメイン料理の具としても、使えます。

「開店までに、どこまで、準備できているかが、大事」


サンティーナ・シェフが、3日間、いつも言われていた印象的な言葉

しっかり準備をして、お店を開けて、注文が入ったら、材料をあわせて、
最後に、美味しく仕上げるだけ。

「どれだけ、準備が出来ているか」
これは、どの仕事でも、当てはまること。

もちろん、私の仕事にもです。
料理はもちろんですが、シェフの考え方等、とても勉強になった3日間でした。

サンティーナ・シェフ! 
本当に、ありがとうございました!

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。