オリスターノを散策

＜イタリア旅行記（2009年夏・サルデーニャ島&ローマ）no.37＞

オリスターノ（Oristano）到着時は、
オリエナ（Oliena）からの移動時間がかかったので、もう、夕方。

移動疲れもあったけど、まずは、銀行のATM探し。
もう、手持ちの現金（ユーロ）が少なくなっていて、
もし、ここで、現金を引き出せなかったら、サルデーニャ島・最後の滞在地・
カリアリ（Cagliari）まで、辿り着けないどころか、ここオリスターノ滞在も、危うくなってきます。

なぜなら…。　↓　↓　↓

とにかく、ここで、なんとか、現金を引き出さなくてはいけません。
目を皿のようにして、「Cirrus 」表示のあるATMを探して、
無事、見つけた時は、本当に、本当に、ホッとしました…。
良かった…。

さあ、懐も温かくなり、オリスターノを散策です。
まずは、大聖堂・ドゥオーモを訪れました。

ドゥオーモ（Duomo）

創建は、13世紀。
鐘楼は、15世紀に造られました。
18世紀まで、修復、増築を重ねたので、色々な時代の建築を見ることが出来ます。

特に、ドゥオーモ内は、顕著です。

ドゥオーモ内部

ロマネスク様式の説教壇、ゴシック様式の礼拝堂等々…。
華やかさと厳かな雰囲気が共存していて、見応えがあります。

天蓋は、14世紀に活躍したフィレンツェ出身の画家・ジョット（Giotto）の作品を思い出させる色、まるで、パドヴァ（Padova ）の、スクロヴェーニ礼拝堂（Cappella degli Scrovegni）のフレスコ画のブルーでした。

そして、こちらは、13世紀に造られた街のシンボルでもあり、表玄関でもある門です。

サン・クリストフォロの塔（Torre di San Cristoforo）

穏やかな街並みと雰囲気を味わいながら、ゆっくりと、散策しました。