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イスキア島ワイナリー「カーザ・ダンブラ」訪問 ③ 海が見えるブドウ畑へ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.70>

イスキア島を代表するワイナリー「カーザ・ダンブラ(Casa d’Ambra)」訪問。
展示室での説明後、6種類のワインテイスティング。
そして、最後は、ブドウ畑へ連れて行って下さいました。

ワイナリーから、さらに内陸へ。
海を臨む、傾斜の丘に、ブドウ畑が広がっていました。

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海を臨むブドウ畑
(Vigneto a picco sul mare)

イタリアのブドウ畑も、様々。
なだらかな丘陵地に広がるブドウ畑、海辺の岸壁に育つぶどうの木々。
これまでも、色々と見てきましたが、ここ、イスキア島のぶどう畑も素敵です。

畑の特徴は、この土壌。

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軽石のような特性があり、水捌けが良く、また乾いている土壌だからこそ、
ブドウの木々が、しっかり根を張り、必死に栄養分を蓄えようとするので、
良いブドウの実がなるそうです。

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急斜面の段々畑は、太陽の光をたっぷり浴びることができ、
また、目の前の海からの塩気を帯びた風が、ミネラル分を与えてくれます。
これらも、良いブドウが出来る好条件だそうです。

様々な立地の好条件が揃い、代々、引き継がれてきたノウハウ、
そして、積み重ねてきた努力が、イスキア島を代表するワイナリーの地を守ってきたのでしょうね。
素晴らしいです。

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ブドウ畑
(Vigneto)

この時は、10月初め。
丁度、ブドウの収穫がスタートし始めたところ。

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収穫されたブドウ
(Uve raccolte)

忙しい時に訪問したことを、お詫びし、そして、こんなに良く対応して頂いた事への感謝の気持ちをお伝えしたら、

「大丈夫、本当に、忙しくなるのは、これからだからね。」と、マネージャーさん。

そして、この後、ご自身も、イスキア港まで行くので、車で送って下さるとの事。
最後の最後まで、お世話になり、本当に感謝です。
ありがとうございました。

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