アグリジェントの夕食 ② ヤギのチーズ三昧でした

＜イタリア旅行記（2013年 シチリア横断）no.66＞

シチリア州アグリジェント（Agrigento）での夕食。
前日と、同じレストランに、借りていたシチリア料理本を手に、伺いました。

笑顔で出迎えて下さったのは、前日、対応して下さったロマンスグレーのソムリエさん。
テーブルに案内頂いてから、料理本を貸して頂いたお礼をお伝えして返却。
そして、お料理を注文しました。

まずは、前日同様、美味しいオリーブオイルを、たっぷりかけたパン料理・ブルスケッタからスタートです。

ガーリックトースト ＆ ネブロ豚のサラミ
（Bruschetta & salame del Nebro） 

この日は、シチリアのブランド豚・ネブロで作ったサラミが添えてありました。
この、さらっと添えてあるサラミが、抜群に美味しくて、ビックリ！
肉本来の旨みたっぷりで、噛めば噛むほど、味わいが出てくる。
さすが、サラミ＆ハム大国のイタリアです。
こういう美味しいサラミに出会うと嬉しくなりますよね。
一皿目から、ワクワクしてしまいました。

そして、前菜は、こちら！

アグリジェント産ヤギのチーズ・5種盛り合わせ
（Cinque formaggi di capra agrigentino）

注文時に、前日のヤギのチーズが、抜群に美味しかった旨を、お伝えしたら、「それなら、チーズ盛り合わせを食べなくちゃ！」とお勧め頂いたのです。

「え、前菜で、食べていいんですか？」
「もちろん！食べたいものを、食べなくちゃ」っと、ソムリエさん。

これが、本当に美味しくて。
フレッシュに、ウォッシュ、ソフト、そしてハードと、様々なタイプのヤギのチーズ。
自家製のはちみつと、オレンジのジャム、そしてパンと一緒に頂きました。
嬉しくて、きっと、私、ニヤニヤしながら食べていたと思います。

メインも、この日も「魚」×「チーズ」の組み合わせのお料理です。

カンパチのグリル・いちじくとヤギのチーズ添え
（Ricciola alla griglia con fichi e caprino）

「いちじくとヤギのチーズのソース」と聞いたので、美味しそう！と
注文したのですが、グリルで焼いたカンパチが、サッパリし過ぎていて。
と言うよりも、パサパサし過ぎていて。

もう少し、カンパチの脂があったら良かったのかな…。
口の中の水分が、全部持っていかれてしまう感じで、この一皿は、少しだけ残念。

このカンパチが、なかなかボリュームがあったのと、チーズ盛り合わせを食べる時に、パンを食べ過ぎてしまったのもあり、これで、もうお腹いっぱい。

でも、チーズ好きの私。
ヤギのチーズを、ふんだんに食べることができて、大満足の夕食。
ソムリエさんに、２日間、美味しいお料理を頂いたお礼をして、宿に戻りました。

さあ、明日は、移動日。
さらに、東へ。
美しき古代ギリシャ都市・シラクーサに向かいます。

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