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旅先、連泊の楽しみ ♬

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.47>

旅先で、同じ宿に連泊をする時の楽しみのひとつ。
地元のスーパーで、地元の食材を調達して、味わうこと。

イタリアの旅では、郷土料理を知るために、地元レストランで食事をしますが、いつもいつも、お店で食べているわけではありません。

外食は、基本的には、お昼(ランチ)の一食のみ。
お昼に、しっかり食事をすると、もう、それでお腹がいっぱい。
夕食を、また、お店で食べるのは、なかなか厳しいものです。

でも、イタリアまで、時間をかけて来ているのだから、
やはり、何もしない、食べないのは、もったいなくて。

ある時から、連泊する時は、スーパーや、食材店に立ち寄り、
地元食材を調達し、滞在している宿で、数日に分けて、
ゆっくり味わうひと時に味を占めて、これが、夜の楽しみになりました。

連泊したトラーパニでも、地元の食材店で、ワインとチーズを購入。
滞在中の、夜のお供となりました。

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キアラモンテ・ビアンコ・インツォリア IGT  2012 (フィッリアート)
(Chiaramonte bianco Inzolia IGT 2012 / Firriato)
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食材店のチーズショーケース
( Vetrina dei formaggi del negozio di alimentari)

このチーズ売り場では、ひと口ずつ、いくつかのチーズを味見をさせてくれたので、その中で、気に入ったチーズを購入。

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ペコリーノ・ヴィニテッロ
(Pecorino Vinitello)

名前からも分かるように、羊(Pecora)の乳から造られたチーズの表面を、
ワイン(Vino)で、いわゆる「ウォッシュ」、洗いながら熟成させたもの。

少し塩味のあるチーズですが、口の中に入れると、しっとり、まったりとしていて、柔らかい味わい。
ワインの香りも、口の中にふわっと広がる風味もあり、美味しかったです。

レストランでの食事ではないですが、こういう美味しい、地元の食材との出会いも、嬉しくなります。

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